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その2 言葉 【敬語】
その1 挨拶
三息の礼
会釈・敬礼・最敬礼
笑顔
その2 食事
和食編
その3 言葉

気品がある、品位がある方というのは、やはり、言葉遣いもとても丁寧で、綺麗な日本語をお話しされます。
綺麗な日本語を話すだけでも、自分の女性としての魅力を、レベルアップさせることにつながると思います。
気品溢れるマダムこそ、綺麗な日本語を日常会話で話せることが、重要なのです。

<敬語>
日本語には敬語といわれる、三つの言葉があります。
・尊敬語
・謙譲語
・丁寧語
丁寧語は、「山田太郎です」、「食べます」といったように、「です」「ます」を言葉の最後に付けると、簡単に「丁寧語」になります。
しかし、みなさんがよく間違ってしまったり、わからなくなってしまうのは、「尊敬語」「謙譲語」ではないでしょうか。
私が読んだマナーの本に、「尊敬語」「謙譲語」の簡単な使い分け方法が書いてありました。これをマスターして、「尊敬語」「謙譲語」の使い分けをしっかりとして、綺麗な日本語を正しく使いましょう。

『「お休みになる」、「お調べになる」、「お見えになる」、「おかけになる」、「お越しになる」というように、「お〜になる」に相手の動作を入れると尊敬の表現になります。
「お待ちする」、「お調べする」というように、「お〜する」に自分の動作を入れると謙譲の表現。自分をへりくだることによって相手を立てることができます。』(「一分間「ここ一番!」の礼儀作法」 岩下宣子 講談社より)

「お〜になる」・・・・・・・・・・尊敬語の表現
「お〜する」・・・・・・・・・・・・謙譲の表現
これらにあてはまらない言葉が12個あります。これらはしっかりと覚えましょう。

尊敬語 謙譲語
言う おっしゃる、言われる 申す、申しあげる
見る ご覧になる 拝見する
聞く お聞きになる、お耳に入る、お尋ねになる 伺う、拝聴する
行く いらっしゃる 伺う、参る
来る おいでになる、お越しになる、お見えになる 参る
帰る お帰りになる 失礼する
いる いらっしゃる おる
する なさる、される いたす
もらう お受け取りになる いただく、頂戴する
与える・やる くださる 差しあげる
食べる 召しあがる いただく、頂戴する
知る ご存じです 存じる、存じあげる