12月19日(金)

4時に目が覚めてしまいました。でももう眠れない。昨夜は9時に沈没しちゃったもんな。
カーテンを開けて外の様子を伺えば 道路が街灯に照らされて光っています。
やっぱり雨か。天気予報通り。

シャワーを使って 未練がましく外を見やれば 窓の右手に背景のように大聖堂が!
も起きだしてきました。

6時半から開くレストランに一番乗り! と思ったら三番乗りだった。

では 朝ごはんの数々を
コンプとはいえコンチネンタルではありません
パンの品揃えのいいこと。
が急かすので 温かいお料理まで
撮りきれませんでした。

いくらたくさんあっても食べられる量には
限度があります。
ま、こんなものです。
つぶつぶオレンジジュースが美味しかった~

そうそう 接客態度は抜群でした。
気持ちのいい朝ごはんでした。

ケルン大聖堂

大聖堂を見るためにケルンへやって来たのです。
小雨でまだ暗いですが、今日はアーヘンにも行く予定です。 
さあ 出かけましょう。


教会内部に設えられたクリッペがまず目を引きました。
大聖堂は高さが157mもあるので外観の大きさに圧倒されますが
内部の広さも驚きです。
暗くて絵もステンドグラスもよく見えません。
ご自慢のカメラのおかげでバイエルン窓のステンドグラスがはっきりしました。
13世紀から19世紀にわたって建造されたゴシック様式の大聖堂、
ようやく見ることができました。
またあとで来るからね~。

アーヘンへ

今回は6日用のパスを用意してきましたがアーヘンの分は入っていません。
自販機に挑戦してみます。
画面をタッチすると各国語を選ぶようになりますので 英語画面を出します。
近いから2等でいいやね?
9時過ぎの電車に乗れば翌日3時まで有効の割引切符が買えます。
二人で33€でした。窓口で購入すると35€です。


人がトイレに行ってる間には駅中を探索していたらしい。
お寿司屋さんに浮かれてました。



9時17分発の車内はガラガラ。中央にあるテーブル付きの4人掛けを独占。
うれしいことに空がどんどん明るくなって時々雲の切れ目から太陽が顔を出します。

伝説の晴れ女だからね、あたしは。
そうそう も晴れ男と言われています。

今日の目的は
アーヘン大聖堂
8世紀、全ヨーロッパに領土を拡大したカール大帝が礼拝堂として建てさせたもので
歴代のドイツ王、神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われました。
ドイツ最初の世界遺産。

アーヘン中央駅からはちょっと歩きます。
標識どおりに行くと大聖堂が姿を現しました。
八角形の丸屋根が特徴ですが
内部はメスキータを連想させるエキゾチックさ。
鮮やかな色がとてもきれいです。


ついでと言ったらなんですが 宝物館も覘いてきます。
カール大帝の金の胸像が印象的でした。

市庁舎の前でマーケットが開かれています。

素朴なヒュッテ(屋台)が軒を並べ
人のにぎわいも程々でのんびり歩けます。

アーへナープリンテンというクッキーが有名
なのですね。でも購入せず。後悔してます。

市庁舎の立派さにびっくりしました。


アーヘンは温泉の町でもあります。古代ローマ時代から栄えたそうです。

12:49発のREで
ケルンに戻ります。


大聖堂前のクリマルを通り過ぎた所にレストラン「Fruh」発見。
間口はそれほどでもないけど上へ下へ奥へと店内はかなり広いみたい。
籠にジョッキを入れたオジサンたちがキビキビ動き回っています。

地ビールの「ケルシュ」と お勧めのザウアーブラーテン(酢漬け牛肉のロースト)を頂きます。
右の写真手前のお団子はジャガイモ。
ソースと同化してますが 牛肉がど~んと。
甘いリンゴのジャムが不思議と合いました。

大聖堂へまた足が向きます。
朝見られなかった内陣の奥へも入れました。

ライン川の方へ歩いてみます。
スケートリンクができていて子供も大人も楽しそう。
 

広場があるところには ヒュッテあり ですね。

 

玉葱の香ばしい匂いにつられて買ってみたものの一枚づつ食べるのが精一杯。
焼き栗を買ってホテルへ帰りました。
長い一日でした。

夕飯食べたっけ?