3月13日(木)レンタカーでアレンテージョを行く
エヴォラのHertzで車を借り出した。
町を抜けるとオリーヴとコルクガシの林が広がるアレンテージョ。
対向車も後続車もなく 果てしない平原をひたすら走る。
コルクの原型を初めて見た。
樹皮をぐるりと一剥ぎされたコルクガシの木。
世界の90%以上のコルクがポルトガル出身らしい。
今日の宿泊地マルヴァオンへ行く前に もう少し先のカステロ・デ・ヴィーデに立ち寄る。
15世紀後半 ポルトガルで最も大きなユダヤ人のコミュニティがあった街だ。
今も細い路地の中にひっそりとシナゴーグはある。
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標高460mの城砦都市は 岩山を背に 白壁の家々、石畳の道、教会といった中世さながらの
雰囲気を今も伝えていた。
マルヴァオン到着
いわゆる鷲の巣村で カステロ・デ・ヴィーデからさらに400mほど標高が高い。
門をくぐり 石畳の細い路地を進んだところにポザーダがあった。
ポザーダのレストランで遅いランチ 村の人たちはみな親日家。
ハポン姓が多いと聞きびっくり村の西端にあるお城は13世紀に
建てられたもの。
ガラス張りの窓からマルヴァオンの村が一望できるポザーダのレストランで
やはり遅めのランチを取っていたカナダのケベックからいらしたご夫妻と知り合った。
結婚25年の記念旅行とか。ポルトガルの後はイギリスへ行かれるそう。
ディナーではとてもおしゃれに決めていらして 写真を撮って差し上げたり 撮っていただいたり。
楽しい時間をありがとうございました。
村自体はあっという間に見て回れるほど小さい。
でも 一夜を過ごしてこそ理解できるものがある というK君の主義を重んじて 宿泊。
岩山のお城から 北はエストレーラ山脈、南は来るとき通って来たサン・マメーデ山脈
そしてはるかスペインまで見渡しながら風に吹かれていると 旅人を実感するのだよ、うん。