3月18日(火)〜19日(水) リスボン

18日

今日はリスボンへ戻る日。
静かな村を出て エヴォラのHertzへ向かう。
行き交う車はちらほら。のどかなドライブ。
営業所で返車後 ついでがあるからバスターミナルへ送ってくれるという。
リスボンまで行かないで バスで行くのが我が家流。
混んでる町中で迷うのは ストレスが溜まるもんね。

そしてリスボンのアルコ・ド・セゴからフィゲイラ広場近くのホテルまでタクシーで。
今回は無事に予定通りムンディアルにチェックイン。
まだ一部工事中ではあるけれど 部屋に入れば問題なし。

眺望が自慢のホテルのレストランで 遅めのランチを頂きましょう。
時間はたっぷりあるから ワインもね。

24時間有効のリスボアカードでベレン地区を中心に観光しましょ。

フィゲイラ広場から市電に乗って ベレン地区へ。
ここのお目当ては ジェロニモス修道院。
マヌエル様式の繊細で華麗な修道院に かっての航海時代の繁栄ぶりがうかがえる。
特に目を奪われたのが中庭とそれを囲む回廊。レース編みのような彫刻だった。

次いで 海洋博物館に固執するK君。
もう疲れてソファーにへたり込む私を尻目に熱心なこと。
鉄道、飛行機、そして船ですか。

海としか思えないテージョ川へやって来た。
帆船をイメージした発見のモニュメント
先頭に立つのは カラベラ船を手にはるか彼方を見つめるエンリケ王子。
エレベーターで屋上へも行ける。

広場にはモザイクで作られた世界地図。
各地の発見年号が記されていて
日本は ポルトガル船が豊後に漂着した1541年となっている。


市電を乗り継いでやって来たのが サン・ジョルジェ城

ジュリアス・シーザーの時代に築かれた
要塞も今は公園になっていて 地元の人々も
観光客も沢山夕暮れを楽しんでいた。

上空を行く飛行機を見ていたら
ふと家に帰りたい と思った。
こんなことは初めて。
疲れが溜まってきてるのかな。

夕飯は胃に優しい和食を ということで 新盆栽へ行ってみます。
ケーブルカー(グロリア線)で上がって ちょっと迷って辿り着く。
地元のリピーターさんも結構いて お箸を上手に使っていましたね。
さて 我々は何を食べたんだろう?
最後の締めのうどんと雑炊の絵しか浮かんでこない、老人力。

さて朝〜!19日です。
今日がリスボン最後の日。
いつものように朝ご飯をしっかりお腹に入れて 町へ繰り出します。


今日はアルファマ地区から歩こうか。
リスボンでもっとも古い街並みが残って
いる。



路地で見かけたお店

行くところ、行くところ 
写真を撮るのに夢中なK君には 
迷うように路地に入りこんでも 
迷子にならない特技がある。

セ大聖堂

以前行きそびれたセ大聖堂にリベンジです。
1147年 イスラム教徒からリスボンを奪回した直後に建てられた教会は 要塞としての役割もあって
いかにも堅固なファサードと二つの塔が特徴。

“ファド”に反応して
ファドとポルトガルギター博物館へ入ってみる。
この旅では一度もファドを聴く機会がなかったからねぇ。
オープンしたばかりで 建物がいやに現代的。
中では 展示を通して歴史を知ることができ 試聴もできる。

                       再び ベレン地区
ベレンの塔は船の監視塔。砲台や水牢を備えた要塞でもあった。

ランチの後にふと見つけたお楽しみミニ列車。
高台の高級住宅街をぐるっと回って 腹ごなしの後は
馬事博物館で華麗な馬車など拝見して 一旦ホテルへ。

                 夕方の散歩はレスタウラドーレス広場から。
レスタウラドーレス広場 焼き栗にハマってしまったK君 アウグスタ通りは何回通ったことやら