3/2(日) シントラ ロカ岬だ

昨日は8時に沈没したので 3時に目が覚めちゃった。けど 6時まで頑張って(?)ウトウトして
ゆるゆる支度して 朝ご飯に降りる。
ビュッフェスタイルのアメリカンタイプ。
なかなかリッチな朝ご飯。
青々とした、かたそうなピーマンが なぜか超ウマで いたく気に入った。

8時35分 ロシオ駅発の列車でシントラへ。
待てど暮らせどバスが来ず 仕方がない タクっちゃうか? 

ムーアの城から王宮を見る ムーアの城跡:今は城壁が少し残るのみ ぺーナ宮殿

そうそう 今日はとてもよいお天気。
真っ白な外観が青空に映える王宮を 先ずは見学しましょ。
入場料が無料らしいけど 何でだろ? 

絢爛豪華とはまさにこのこと。
絵タイルや モザイク アズレージョを駆使した室内装飾の見事さ。
天正遣欧少年使節団ゆかりの『白鳥の間』と 『カササギの間』が特に印象に残ったかな。

車でいらしてた日本の方が ムーアの城壁に行くなら 一緒に と 誘ってくださったけど
人見知りするK君が気を使うだろうと思って 丁重にお断りして バスで向かった。

城壁を渡り歩いて 当時のムーア人の栄華を偲びつつ 遠く大西洋に思いを馳せる。
それにしても膝がガクガクの高低差には めげましたワ。

更に足を伸ばし ノイシュヴァンシュタイン城と親戚筋のペーナ宮殿へ。
ノイシュヴァンシュタイン城を造らせたルートヴィヒ2世のいとこのフェルディナンド2世が この宮殿建築を命じたんだと。

ちょっと継ぎ接ぎ感はあるけど 結構見応えあるお城でしたね。
一番は そこからの景色かも。

またバスで駅に戻り ロカ岬行きのバスの時間を調べると ゆっくりお昼を食べてる暇は無さそう。
カフェで軽食を注文してる時 一人旅の若者と知り合った。
一緒にテーブルを囲み お話して ロカ岬へ向かう。

 

絶景なり。
波の荒々しさが印象的。
黄色い小花と 岩に生えてる緑が余計美しく可憐に見える。
手すりもなく、絶壁がそそり立つ岬は 風強く 西の果てに来た感が より一層心に響く。
期待以上の絶景なり。

バスと列車を乗り継いで リスボンの町に帰ってきた。

若者S.K君を夕飯に誘って 再びアウグスタ通りの ポルトガルという名のレストランへ。
アンコウのリゾットを食べてみた。美味しかったよ。
S.K君は今年大学院を卒業して、さる銀行に就職するそうな。
将来をしっかり見据えた勉強家のあなたなら どこへいっても 大丈夫。
日本をいい方向へ導く人になってくださいね。

ケーブルカーに乗る彼と別れて ホテルへ帰る。