3/3(月) レンタカーの旅 始まる

まだ時差を引きずってるのか 目覚めが早い。
7時に朝食に降りたら また一番乗り。
ポルトガルって パンがとても美味しいの(^^♪

タクシーで空港へ。
頑張って10ユーロにしてもらう。おばさんパワー 炸裂。

街中で車を借り出すのは 未だに自信がなくて 空港のHertzにやって来たって訳。
それでも 思うルートに乗れなくて・・・、 ナビの修行が足りまへんわ。

やっとこさ アルコバサに到着。
サンタ・マリア修道院がお目当て。
ポルトガルで最も重要な宗教建築の一つで 1223年に完成して 1989年に世界遺産に指定された。
ファサードの美しさもさることながら 悲恋の ペドロ一世と その妻の侍女イネスのお墓があることが足を向けさせる。

沈黙の回廊が囲む中庭のオレンジの緑と黄色のコントラストが印象的。

再び車でオビドスへ。

城壁で囲まれたオビドスの町。上は歩けるようになっている。 見事なアズレージョ。でもこれはまだ序盤戦。

日帰りか 一泊するか、散々迷ったけど ここのポザーダに泊まりたくて 今回のルートを決めた。
街を見るだけだったら リスボンから日帰りで充分 という人が多かったんだけど・・・。

さてさて お城を改装したポザーダ、
元々小さなお城だったから 客室その他 スペース的にはちょっときつい。
ドアも 鍵をかけないと ギーっと自然に開いちゃうし、お風呂は赤水、シャワーの閉まりも今ひとつ。
けれど まさに中世のお城に住んでいる感がたまらない。

夜、星がたくさん輝いてるのに お城も街並もすっぽり霧の中 なんて 他では経験できないでしょ。
ゴツゴツ石造りの壁に触れると古の息遣いが聞こえてきそう。

城壁の上を歩いて ポザーダと真反対のポルタ・ダ・ヴィラへ。
大ぶりのレモンがたわわに実る人様の家の裏庭を見下ろすように歩いていくと
村の様子が手に取るように分かっちゃう。

観光客で賑々しい通りを サンタ・マリア教会まで進むと 首吊り塔(?)ペロリーニョが目に入った。
意外に小さい。
教会の内部の青いアズレージョに目を奪われた。

お楽しみの夕飯は 出窓がうれしいテーブルで。
バカリャウにも フランゴ(若鶏)にも フライドポテトがどっさりついてくるから とても食べきれない。
おまけにデザートのプリンまで平らげて そっくり返って部屋まで戻った。