成沢道忠(なりさわ・みちただ) ?〜?

最上家臣。道仲入道。出羽国成沢城主で、5千石を領した。
最上氏の宿老・氏家守棟の従弟。守棟の跡を継いだ氏家光氏は道忠の実子である。
天正8年(1580)、鮭延氏と共に庄内に進攻し、安保一族と戦った。
主君・最上義光の没後は最上氏当主となった家親を廃して、家親の異母兄にあたる清水義親を立てようとした一栗兵部の陰謀に加わったが、不成功に終わって逃亡した。