条件分岐とは、
変数の中身が一定の条件を満たしているか調べて、
その結果により、実行させる命令を切り替える事です。
この条件分岐の仕組みを簡単に表すと、図1のようになります。
図1の例では、ヘッドライトの状態を変数に取得して、
その変数の中身は"0"かどうかを調べています。
つまり、ヘッドライトは消灯しているか調べているわけです。
そして、条件を満たしていた(変数の中身が"0"だった)場合には、
ヘッドライトを点灯する命令を実行させています。
これをスクリプトに書き起こすと、図2のようになります。
条件分岐を行なうには、if命令とendif命令をセットで使います。
今回は、変数の中身が"0"かどうか調べるので、
「ifzero」というif命令を使って、条件分岐をさせています。
そして、条件を満たしていた時に実行させる命令は、
「ifzero」と「endif」の間に記述しておきます。
先ほどの「ifzero〜endif」という条件分岐では、
条件を満たさなかった場合、何も実行せずにいました。
しかし、「else」という命令を加える事で、
条件を満たさなかった場合にも、他の命令を実行させる事が可能です。
図1は、先ほどと同様にヘッドライトが消灯しているか調べていますが、
条件を満たさなかった(変数の中身が"0"以外だった)場合には、
ヘッドライトを消灯する命令を実行させるようにしています。
つまり、
ヘッドライトが消灯しているなら、ヘッドライトを点灯させる
ヘッドライトが点灯しているなら、ヘッドライトを消灯させる
という条件分岐になるわけです。
これをスクリプトに書き起こすと、図2のようになります。
このように「else」を加えた条件分岐を記述する場合、
条件を満たしていた時に実行させる命令は、
「ifzero」と「else」の間に記述しておきます。
そして、条件を満たさなかった時に実行させる命令は、
「else」と「endif」の間に記述しておきます。