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スクリプト [ 用語ガイド 「メソッド」とは ]

はじめに





メソッドとは、「BeginFunc」と「EndFunc」で挟んだ範囲の事です。
例えば、図1のようにスクリプトを書いた場合、
メソッドは2個作っている事になります。

それに「BeginFunc」の後に文字を入力しておく事で、
メソッドにはそれぞれ好きな名前を付けられます。

図1の場合だと、メソッドの名前は、
「前照灯オン」と「前照灯オフ」になっています。

このメソッドを身近なもので表すと、
例えば、テレビでNHKを見たい時にはリモコンの[1]を押しますが、
メソッドは、この「NHKを表示する」という部分に相当します。

つまり、メソッドとイベントを組み合わせる事により、
色々な「◇◇が起きたら、△△を実行する」という仕掛けを、
レイアウト上に作る事ができるわけです。
 

機能・特徴


通常、図1のように命令をそのまま書いただけでは、
ビュワーを起動すると、自動的にこの命令は実行されてしまいます。
しかし、メソッドの中に命令を書いておけば、
好きなタイミングで何度でも実行させる事ができます。

また、メソッドには、
図2のように複数の命令を1つにまとめておけるという特徴もあります。

一連の動作をビュワー上でさせたい場合に有効で、
図2の場合だと、車両の各ライトを一斉に点灯させている事になります。

メソッドを実行するには、イベントというキッカケが必要になります。
VRMのスクリプトには、「キーボードのキーを押したら」や
「列車がセンサーに感知されたら」など、色々なイベントがあります。

図3のように、イベントをメソッドの上に書いておけば、
ビュワー中にそのイベントが起きると、メソッドの中身が実行されます。