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スクリプト [ 用語ガイド 「オブジェクト参照」とは ]

はじめに


オブジェクト参照とは、
レイアウトに配置している部品を指定する事です。

このオブジェクト参照を使えば、
部品から特定の部品へスクリプトの動作を連鎖させるといった事も、
できるようになります。

機能・特徴





図1のように、メソッドを実行する命令(call)などで、
パラメータに特定の部品の名称を書くと、オブジェクト参照ができます。

これで、ビュワー中に「TRAIN4」が停車すると、
「SIGNAL3」の「進行点灯」というメソッドが実行されて、
信号機は青現示を表示するようになります。

なお、オブジェクト参照を使う時には、
その部品がレイアウトに存在していないとエラーになるので、
オブジェクト参照していた部品を削除してしまったり、
部品の名称を書き間違えたりしないように注意が必要です。




また、図3のように、各部品で用意したグローバル変数は、
図4のように、オブジェクト参照と組み合わせて記述すると、
他の部品でも使用する事ができます。

別の部品で用意したグローバル変数を使う場合は、
部品の名称とグローバル変数の名前を、
半角のピリオド(.)で連結させるように記述します。

これにより、「信号機」の点灯している現示を「編成」から確認したり、
「センサー」で「編成」の速度を取得したりできるので、
色々なスクリプトの作成が可能になります。