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スクリプト [ 用語ガイド 「一般変数」とは ]

はじめに








一般変数とは、
数値や文字列を保存しておけるコップのようなものです。

図1のように、一般変数には数値や文字列を出し入れできて、
整理しやすいように、それぞれに名前を付けておく事もできます。

例えば、図2のようにスクリプトを書いた場合は、
「部品情報」という名前の一般変数を用意している事になります。
このように一般変数を用意する時は「Var」という命令を使います。

そして、用意した一般変数に数値を入れたい場合は、
図3のように「set」という命令を使います。
この例の場合は、「部品情報」という一般変数に「5」を入れています。

また、一般変数は用意した場所によって、
下記のように2つのタイプに分類されます。
 

一般変数のタイプ





■ ローカル変数

「ローカル変数」とは、メソッドの中で用意した一般変数の事です。

つまり、図1のようにメソッドの中で一般変数を用意した場合、
この「部品情報」という一般変数は、ローカル変数に分類されます。

ローカル変数の特徴は、
数値などの出し入れが、そのメソッドの中でしかできないという点です。

例えば、「車両」のヘッドライトが点灯しているかチェックしたい時など、
メソッドの中でしか一般変数の中身を出し入れしない場合に使います。





■ グローバル変数

「グローバル変数」とは、メソッドの外で用意した一般変数の事です。

つまり、図1のようにメソッドの外で一般変数を用意した場合、
この「部品情報」という一般変数は、グローバル変数に分類されます。

グローバル変数の特徴は、
数値などの出し入れが、どこからでも自由にできるという点です。

例えば、「信号機」の点灯色を「編成」から確認したい時など、
部品と部品の間で一般変数の中身を出し入れする場合に使います。