トップページ > 社会の部屋 > 歴史で知りたいテーマ > 聖徳太子の政治について

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冠名 大徳 小徳 大仁 小仁 大礼 小礼 大信 小信 大義 小義 大智 小智
冠色 うす紫 うす青 あす赤 うす黄 うす黒
【 聖徳太子の政治の目的 】
   中国(隋 ずい)の皇帝中心の中央集権(ちゅうおうしゅうけん)を見習い、日本を
   天皇中心の中央集権国家の国づくりをめざす。

【 一七条の憲法(けんぽう) 】
   役人が政治を行う上でのルール
    → 蘇我氏(そがし)が天皇に許可なく自分勝手な政治を行うのを防ごうとした。

    第 1条  和を大切にし、人と争うことのないようにしなさい。
    第 2条  仏教を深くうやまいなさい。
    第 3条  天皇の命令は、必ずつつしんで聞きなさい。
    第 4条  役人は、礼儀(れいぎ)正しくしなさい。
    第 5条  公平な態度で裁判(さいばん)をしなさい。
    第 6条  悪をこらしめて、善をすすめなさい。
    第 7条  役目にあった人に仕事をさせなさい。
    第 8条  役人は朝早くから夕方まで熱心に仕事をしなさい。
    第 9条  おたがいに信じ合いなさい。
    第10条  おたがいに意見が違っても、おこらないようにしなさい。
    第11条  賞と罰をはっきりさせなさい。
    第12条  役人は国民から勝手に税を取り立ててはいけない。
    第13条  役人は他人の役目もよく知っておくようにしなさい。
    第14条  役人はおたがいにしっとしてはいけない。
    第15条  自分の利益を考えず、国のことを大事にしなさい。
    第16条  国民に仕事をさせる時には、時期を考えて仕事をさせなさい。
    第17条  大切なことは、みんなで相談して決めなさい。

【 冠位一二階(かんいじゅうにかい)の制度 】
   才能や能力のある人を役人に取り立てる制度
    → 蘇我氏(そがし)が自分の思いのままになる豪族(ごうぞく)を勝手に
     役人にするのを防ごうとした。

















【 遣隋使(けんずいし) 】
   小野妹子(おののいもこ)を中国(隋 ずい)におくる。
 
   @ 中国(隋 ずい)と同じ立場で外交をすることで、朝鮮半島(ちょうせん
     はんとう)での日本の優勢(ゆうせい)を確立する。
   A 中国(隋 ずい)の皇帝が天皇を認めることで、天皇が蘇我氏(そがし)
     の上にいることを豪族(ごうぞく)たちに認めさせる。
   B 中国(隋 ずい)の進んだ政治制度や文化を吸収し、取り入れる。


   

聖徳太子(しょうとくたいし)

        政治について






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