[夜の殿堂就職]


テレマーク男爵

おおアイリーン、久しぶりじゃないか。そういや、以前は我が夜の殿堂でアルバイトしていたなあ。成人したそうだが、何の仕事に就いておるのかね?

アイリーン

それが・・・まだ仕事を決めてなくて・・・

テレマーク男爵

なに、無職とな?それはいかん・・・若者は労働に汗を流してしかるべきだ・・・よし!私がひと肌脱ごうじゃないか

アイリーン

・・・・・・?

テレマーク男爵

紳士淑女の社交場・夜の殿堂ではやる気のある女性スタッフを随時募集しておる。お前は我が夜の殿堂に就職するのだ

アイリーン

え、でも・・・夜のお仕事はちょっと・・・

テレマーク男爵

何を言う!うちは健全な社交場、そこらのヤミ商売といっしょにしちゃいかん!それに私は美女しか雇わん!私のメガネにかなうとはラッキーなことなんだぞ!

アイリーン

もう・・・強引ですね・・・

テレマーク男爵

さあ、どうするんだ!え?うちで働くのか、働かないのか?

アイリーン

・・・・・・わかりました支配人、アイリーンは夜の殿堂で働かせていただきます

テレマーク男爵

よし、いい答えだ!まあ、大船に乗ったつもりで、私にまかせておきなさい!

夜の殿堂就職 こうしてアイリーン・ダイナーは紳士淑女の社交場・夜の殿堂に就職することになった・・・

■ その後の評価

Good
『夜の殿堂』に就職したアイリーンの仕事ぶりはたいへん素晴らしかった。
アイリーンがひとたび舞台に立てば、全ての観客はそのこぼれるような色香に引き込まれた。
アイリーンは代になって引退するまで、常に人気ナンバーワンのダンサーであり、王国の舞台芸能史の伝説上の人となった・・・

ステージで踊ってると嫌なこともみんな忘れちゃうの

Normal
『夜の殿堂』に就職したアイリーンの仕事ぶりはまずまず順調であった。ダンサーとしては色気も充分。愛らしいルックスで上々の人気であった。
代の半ばまで舞台に立ち、その後は裏方にまわったが、ダンサー時代に稼いだ財産で悠々自適の生活であったという・・・

スターにはなれなかったけど、楽しい思い出ね

Bad
『夜の殿堂』に就職したアイリーンだが、その仕事ぶりはあまり芳しいものではなかった。
ナイトショウのダンサーとしては色気不足なのが致命的で、人気も頭打ちであった。人気がでないと踊りにも身が入らないものだ。
自然と欠勤がちになり、歳になる前に引退することになる・・・

あーあ・・・よくあんな恥ずかしい格好ができたもんだわ・・・

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