「お嬢様、お嬢様、起きてください、今日からお城でお勤めですよ。初日から遅刻しちゃ叱られますよ」
アイリーン「やあね、キューブったら。もう仕度は出来てるわよ」
キューブ「でもお嬢様がお城の女官になるとは思わなかったなあ・・・頑張ってくださいね」
アイリーン「そうね、しっかり仕事しないと『お父様のコネで就職した』って言われちゃうし・・・」
キューブ「そ・そんなこと誰も言いませんよ。お城に就職が決まったのもお嬢様の実力です」
アイリーン「そうかしら・・・私はいつでも『勇者ダイナーの娘』として見られてきたから・・・」
キューブ「何言ってるんです。誰が何と言おうとお嬢様はお嬢様です。しっかり働いて実力を見せれば、みんな納得しますよ」
アイリーン「そうね・・・ありがとうキューブ。私、お城で一番立派な女官になってみせるわ」
キューブ「その意気です、お嬢様。頑張ってください」
Good |
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女官として城勤めすることになったアイリーン。公務に服するものに一番必要なのはモラルの高さだろう。 その点、アイリーンは文句なく女官向きの道徳心の持ち主であった。仕事ぶりはとてもまじめ。 お城の人々は「さすがダイナー殿の娘。立派な働きだ」と誉めそやした。アイリーンは周囲の信頼を得てますます一生懸命働き、とても充実した日々を過ごした。 「公正さをモットーに働いています」 |
Normal |
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女官として城勤めすることになったアイリーン。公務に服するものに一番必要なのはモラルの高さだろう。 その点、アイリーンは充分まじめな性格で、仕事ぶりにもソツがなかった。 女官としては特に優秀と言うほどではなかったが、お城の人々は「さすがダイナー殿の娘。立派な働きだ」と誉めそやした。 親の七光と言おうか、アイリーンの仕事は実力以上に高く評価されることが多かったようだ・・・ 「お城の人はみんな親切だから仕事が楽しいわ」 |
Bad |
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女官として城勤めすることになったアイリーン。公務に服するものに一番必要なのはモラルの高さだろう。 その点、アイリーンはあまり女官には向いていなかったかもしれない。彼女の仕事ぶりは公私混同が多く、役人に必要な公正さを欠いていた。 アイリーンを無責任だと批判する者もいたが、大きな問題にはならなかった。やはり父親の七光であろうか・・・ 「お城の仕事って堅苦しくていけないわ」 |