「おや、どうしたい、こんな所で。そういや前はよくわしの宿屋で働いてくれてたが、今は何の仕事をしてるんだい?」
アイリーン「・・・それが、まだ仕事決めてなくて・・・」
デシンセイ「ほう、そうかい。なんならまた宿屋でアルバイトするかい?」
アイリーン「え?いいんですか」
デシンセイ「いい若いものが仕事もせんでどうする」
アイリーン「ありがとう、デシンセイさん。さっそくお世話になります」
デシンセイ「しっかり働いておくれ」
こうしてアイリーン・ダイナーは、再びデシンセイの宿屋でアルバイトすることになった・・・ |
Good |
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宿屋でアルバイトを続けることになったアイリーン。宿屋は大変な仕事だが、もともと体力には自信があったので、来る日も来る日も休まず働いた。 アイリーンの仕事熱心さに感心したデシンセイは、アイリーンを正式に雇うことにした。 正規の従業員となったアイリーンは、前にも増して仕事に精を出し、「働き者」という評判を得た。 「真心でおもてなししています」 |
Normal |
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宿屋でアルバイトを続けることになったアイリーン。宿屋の仕事は大変な重労働であったが、アイリーンはまじめに務めた。 アルバイトとしてはよい働き手であったと言えよう。これも人並みに丈夫な体力を授けてくれた父親のおかげだろうか。 「がんばらなくっちゃね」 |
Bad |
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宿屋でアルバイトをすることになったアイリーン。宿屋の仕事は大変な重労働であったので、体力のないアイリーンはついつい休みがちとなった。 それでも人手不足のうちは問題はなかったが、数年後大干ばつで不景気になると、宿屋の主人は迷わずアイリーンを解雇した。 体力のない働き手は宿屋向きではなかったのだ。 アルバイトという身分の宿命とはいえ、寂しいことではある・・・ 「新しいアルバイトを探さなきゃ・・・でも体力には自信ないし・・・」 |