「困ったわ・・・なかなかいい仕事が見つからない。戦士としての評価はそこそこ得たのにどうしてかしら・・・・・・」
旅の占い師「ひっひっひ・・・だいぶお悩みのようじゃの・・・そなたの仕事が見つからぬ理由は簡単。素行がよろしくないからじゃ」
アイリーン「あら、別に私悪いことなんかしてないわよ」
旅の占い師「自覚がないようじゃの・・・まあよい。そなた程度の腕前なら兵士が適任。しかしお城では雇ってくれまい・・・外国へ行って傭兵にでもなるしかあるまい」
アイリーン「傭兵・・・・・・?なんだかたいへんそう・・・」
旅の占い師「危険な仕事じゃ。しかしそなたは家でおとなしく出来る人間でもあるまい・・・・・・よくよく考えるのじゃな・・・・・・」
アイリーン「・・・・・・傭兵か・・・確かに家でじっとしてるよりましかも・・・・・・よし!決めた。家を出て傭兵になろう」
![]() |
こうしてアイリーンダイナーは外国の傭兵になることにした |
Good |
---|
傭兵として生きることになったアイリーン。傭兵とは、お金で雇われる兵士。正規の兵士に比べて危険な任務が多く、使い捨てにされることが多かった。 よほど腕か運が良くなければ、生き残ることは難しい。 幸いアイリーンは父に似て優れた戦士の資質を持っていたので、実戦で頭角を現し、正規の兵にも一目置かれる存在となった。 どんな職業でも一流にはそれだけの価値がある。たとえそれが傭兵でも・・・ 「心配しないで、お父さん。私はうまくやるから大丈夫。」 |
Normal |
---|
傭兵として生きることになったアイリーン。傭兵とは、お金で雇われる兵士。正規の兵士に比べて危険な任務が多く、使い捨てにされることが多かった。 よほど腕か運が良くなければ、生き残ることは難しい。 アイリーンの腕は良くも悪くもないといった程度だが、運の方はかなり良かったようだ。 傭兵となって以来、何度も実戦を経験したが、ほとんどケガらしいケガもなかった。 アイリーンは傭兵には珍しく、酒や賭博をたしなまないので、何年か後にはそれなりの財産が出来た・・・ 「本当言うと戦闘は恐いわ。生きるか死ぬかですもの。早くお金を稼いで引退したいわ」 |
Bad |
---|
傭兵として生きることになったアイリーン。傭兵とは、お金で雇われる兵士。正規の兵士に比べて危険な任務が多く、使い捨てにされることが多かった。 よほど腕か運が良くなければ、生き残ることは難しい。 アイリーンは剣の腕も運もあまりたいしたことはなかったようだ。と言うのも、傭兵になってわずか三日後に実戦を経験。 その日の内に流れ矢に当たって負傷、引退を余儀なくされたからだ。もっともアイリーン程度の腕で傭兵を続ければ、いつ殺されても不思議はない。 負傷程度ですんだのだから、本当は運が良かったのかもしれない・・・ 「戦争はもうこりごり。平和が一番いいわ」 |