[魔法使い]


パットナム

アイリーン。君も18になったのだから仕事を決めなくてはね・・・

アイリーン

私はこれまで魔法の勉強をしてきました。魔法使いとして生きるほかはないと思っています

パットナム

ふむ・・・だが魔法使いの道は孤独だ。決して楽ではないんだよ・・・

アイリーン

私は自分の魔法の力を試したいんです!

パットナム

そうか・・・それもよかろう。ではこれより『魔法使い』の称号を名乗りたまえ

アイリーン

はい!

パットナム

世間は広い。君以上の実力者は大勢いる。覚悟するんだね

アイリーン

心配しないで先生。私はきっと立派な魔法使いになります

魔法使い こうしてアイリーン・ダイナーは『魔法使い』の称号を名乗り、魔法の道に入った・・・

■ その後の評価

Good
アイリーンは魔法使いとなった。魔法使いの評価は、純粋に魔法の腕の優劣で決まると言って良い。
上級の魔道士や王宮魔法師なら他の要素も問題となるが、下位の魔法使いにとっては、魔法技術こそが魔法の全てと言ってよい。
それだけ魔法技術は魔法の基礎なのだ。
アイリーンは魔法技術に関しては、上位の魔道士にも匹敵する実力を持っていた。基礎がしっかりしているので、その後の修行はすこぶる順調。
数年後には一人前の魔法使いと認められるようになった・・・

もっと修行して立派な魔法使いになりたいわ

Normal
アイリーンは魔法使いとなった。魔法使いの評価は、純粋に魔法の腕の優劣で決まると言って良い。
上級の魔道士や王宮魔法師なら他の要素も問題となるが、下位の魔法使いにとっては、魔法技術こそが魔法の全てと言ってよい。
それだけ魔法技術は魔法の基礎なのだ。
アイリーンの魔法技術は中の上といったレベル。魔法使いとして可もなく不可もなくといった実力だった。
アイリーンと同じクラスの「普通の魔法使い」はじっとしていては仕事は来ない。
あるときは武闘会に参加し、あるときはモンスター退治に出動したりと、それなりに忙しく充実した日々を送った・・・

魔法使いになって毎日が充実してるわ。ちょっと疲れるけど・・・

Bad
アイリーンは魔法使いとなった。魔法使いの評価は、純粋に魔法の腕の優劣で決まると言って良い。
上級の魔道士や王宮魔法師なら他の要素も問題となるが、下位の魔法使いにとっては、魔法技術こそが魔法の全てと言ってよい。
それだけ魔法技術は魔法の基礎なのだ。
その点アイリーンの実力は、魔法使いとしてはいささか恥ずかしいものであった。この程度の魔法技術で「魔法使い」と名乗るなら、街はそこら中魔法使いだらけである。
アイリーンも自身の実力不足を悟って、あらためて修行に励んだが、子供の頃に身に付いた基礎は大人になってから変えるのは困難だ。
アイリーンは魔法使いである限り苦労が絶えないだろう・・・

くすん・・・私って才能ないのかしら・・・

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