[勇者(魔法型)]


キューブ

お嬢様・・・本当に旅に出るんですか?危険ですよ・・・

パットナム

アイリーンよ、国王陛下は君を城の魔法師として迎えたいと仰せだ。せっかくの出世をなぜ棒に振るのだ?

アイリーン

先生、王様のお心使いには感謝しています。でも、私は広い世界で自分の力を試してみたいんです。もう昨夜お父様のお許しをいただきました・・・

キューブ

お嬢様・・・・・・・・・お嬢様は、かつての旦那様と同じ道を選ぼうというのですか?

アイリーン

・・・・・・・わかりません。ただ世界は果てしなく広く、見たこともない珍しい国がたくさんあると聞くと、いてもたってもいられないんです・・・

パットナム

うむ、血の繋がりはなくとも、君はまさしく勇者ダイナー殿の子。その冒険心は誰にも止めることはできまい。では、一つだけ約束してくれ

アイリーン

なんでしょう?

パットナム

何年後でもいい。冒険の旅を終えたら、必ずこの国に戻ってきてくれ。そして君の冒険談を聞かせてくれないか。父上もそれを望んでおられよう

アイリーン

わかりました、先生。必ず帰ってきます。その日までお元気で。キューブも身体に気をつけてね

キューブ

うっうっ・・・お嬢様こそ御自愛くださいよぉ・・・・・・

勇者(魔法型) こうしてアイリーンダイナーは冒険の旅に出た無言で見送る父ダイナーは、アイリーンの瞳に若き日の自分と同じ、熱い情熱を感じ取っていた

■ その後の評価

Good
青雲の志を胸に抱き、旅に出たアイリーン。
アイリーンが南方のとある国の都に立ち寄ったときのことである。都では奇妙な疫病が流行っており、毎日おびただしい死者が出ていた。
不審に思って調べてみると、なんと王宮の大神官が配った薬が原因。大神官は魔物が化けた偽者で、本物はすでに魔物に喰い殺されていたのだ。
アイリーンは勇気を奮って魔物と対決。壮絶な戦いの末ついに勝利し、南の都は救われた。
アイリーンが冒険の旅を終え故郷に帰ると、南の王からの感謝の宝物が山と届いており、都は喜びと興奮に沸き立っていた。
『やはり勇者の子は勇者だ』人々は口々にアイリーンを讃え、歓迎の宴は十日間にもわたって続けられた・・・

素晴らしい冒険だったわ。これもみんなお父さんのおかげ。ありがとう

Normal
青雲の志を胸に抱き、旅に出たアイリーン。
アイリーンが北のとある小国に立ち寄ったときのことである。ある村に毎年いけにえを要求する人食い巨人がおり、祭の晩には子供を一人差し出すことになっていた。
いけにえを出さねば、報復に村を荒らされ、大勢が殺されてしまうと言う。アイリーンはいけにえの少女に変装して人食い巨人に近づき、得意の魔法で見事退治した。
倒してみれば、巨人は小さな悪魔が化けたもの。魔術で人の目をくらましていたのである。
それでも巨人退治の英雄談は故郷の都に伝わり、人々を大いに喜ばせたのである・・・

恥ずかしいわ。みんな大袈裟なんだもん。でも嬉しいな

Bad
青雲の志を胸に抱き、旅に出たアイリーン。
アイリーンのように優れた魔法の力を持てば、どうしても慢心に陥りやすい。
旅に出ても自分より強いものに出会わないので、アイリーンは次第に魔法を鼻にかける態度が目立つようになった。
修行の旅の間にお尋ね者や小鬼等を退治したが、アイリーンの力量から言えば物足りない活躍であった。
アイリーンはしばらくして故郷に帰ったが、彼女に父と同じ英雄像を期待した人たちにとっては期待外れの旅であった・・・

まあ、私にかかれば魔物の一匹や二匹、ちょちょいのちょいね

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