「まあ、アイリーンさん。あなたまだ仕事決めてないんでしょう?」
アイリーン「え、ええ?」
トーベ「本格的にダンスをやってみない?あなたはきっと一流の舞踏家になれると思うの」
アイリーン「まあ!トーベさん、それ本当ですか」
トーベ「私の舞踊教室で仕事しながら、修行するといいわ」
アイリーン「はい!私、一流の舞踏家目指してがんばります」
こうしてアイリーンダイナーは舞踏家の道を歩み始めた |
Good |
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舞踊のコーチをしながらプロの舞踏家を目指すアイリーン。昼間はトーベのアシスタント、夜は自分のレッスンとハードな日々を送った。 ダンスは演じるものに芸術センス、感性、そして充分な体力を要求する。 アイリーンはこれらの資質全てを兼ね備えていたので、毎日の努力は確実に実を結んでいった。 そしていよいよアイリーンのデビューを飾る発表会の日がやって来た。「勇者の娘が舞踏家としてデビュー!」 アイリーンはつめかけた観衆の前で、この日のためにトーベが振り付けをしてくれた新作ダンスを披露した。結果は大好評。 アイリーンは舞踏家として最高のスタートを切った。その後アイリーンは自作の創作ダンスを発表するなど、意欲的な活動を続け、王国の舞踊の発展に寄与した・・・ 「踊りは私の生きがい。これからはもっと新しい振り付けにも挑戦したいわ」 |
Normal |
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舞踊のコーチをしながらプロの舞踏家を目指すアイリーン。昼間はトーベのアシスタント、夜は自分のレッスンとハードな日々を送った。 ダンスは演じるものに芸術センス、感性、そして充分な体力を要求する。 アイリーンはやや感性の点で未熟だが、それを努力で補った。 そしていよいよアイリーンのデビューを飾る発表会の日がやって来た。「勇者の娘が舞踏家としてデビュー!」 アイリーンはつめかけた観客の前で、緊張の面持ちで演技を披露した。固くなったせいか、何度か危なっかしいシーンもあったが、大きな失敗もなく演じ終えた。 観客の反響はまずまず。アイリーンは舞踏家としては及第点のスタートを切った。 デビュー後は馴れてくるにつれ演技に固さが取れ、徐々に舞踏家としての評価を高めていった。アイリーンが都で一番の舞踏家と呼ばれる日も、そう遠くはないだろう・・・ 「好きな踊りで生活が出来るなんて最高!これからも頑張るわ」 |
Bad |
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舞踊のコーチをしながらプロの舞踏家を目指すアイリーン。昼間はトーベのアシスタント、夜は自分のレッスンとハードな日々を送った。 ダンスは演じるものに芸術センス、感性、そして充分な体力を要求する。 アイリーンは舞踊の激しい運動量をこなすには、体力面での不安があった。しかし、自分で選んだ道である。今さら弱音は吐けない。 そしていよいよアイリーンのデビューを飾る発表会の日がやって来た。「勇者の娘が舞踏家としてデビュー!」 アイリーンはつめかけた観衆の前で、力の限りの演技を披露した。心配された通り後半はスタミナ切れで精彩を欠いたものの、ひたむきな演技は観客の拍手を呼んだ。 舞踏家としてのアイリーンのスタートは上々だったと言ってよい。 その後はスタミナ不足で、演技者としては振るわなかったが、指導者に転向して後進の育成に力を注ぎ、新しい振り付けを開拓するなどの活躍を見せた・・・ 「私にもう少し体力があれば・・・でも好きな踊りの世界で仕事が出来て幸せね」 |