「心配だなあ・・・お嬢様のお仕事がなかなか決まらないよ・・・最近は何やら悪そうな連中とつきあってるみたいだし・・・」
アイリーン「私って普通の仕事じゃ満足できないの。何か熱くなれる仕事ないかしら・・・」
旅の占い師「ふぉっふぉっふぉ・・・そなたの心には邪悪なものが芽生えておるな・・・危ない危ない・・・」
アイリーン「邪悪とは御挨拶ね・・・占い師なら私にぴったりの仕事占ってよ」
旅の占い師「そなたにはまっとうな仕事は勤まりそうにないのう・・・といって『ゴロツキ』や『夜の女』ではプライドが許すまいて」
アイリーン「言ってくれるわね・・・・・・」
旅の占い師「そなたには人並み外れた武芸の腕がある。それを活かすしかなさそうじゃな・・・」
アイリーン「武芸の腕・・・・・・そうね、裏通りのゴロツキどもを力ずくでシメるのもいいかもね・・・」
キューブ「お嬢様!むちゃ言わないでください!」
アイリーン「心配しないでキューブ。あのチンピラどもを痛めつければ、世の為になるし、お金も入るし、いいことばっかりよ!」
旅の占い師「やれやれ・・・・・・勇者ダイナーも難儀な娘を育てたものじゃ・・・」
アイリーン「こんな格好じゃ連中になめられちゃうわ。誰が見てもびびるような迫力あるコスチュームをオーダーしなきゃね・・・ふふ、楽しみ!」
こうしてアイリーン・ダイナーは、家から持ちだした金でまがまがしいコスチュームをそろえ、暗黒街のゴロツキからカツアゲする日々を送ることになった・・・・・ |
Good |
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街の裏街道を行くアイリーン。この世界では腕っぷしの強さが全てを決める。 アイリーンは少女時代から、名の知れわたった武芸者だったので、チンピラどもはアイリーンの名を聞いただけで震え上がった。 アイリーンは迫力を増すため、毒々しいメイクとまがまがしい防具を身に着け街を歩いた。 逆らうものは得意の腕前で痛めつけたので、たちまち数十人の愚連隊が子分になった。 アイリーンに手を焼いた暗黒街の実力者たちは、ヒットマンを雇ったが、ことごとく返り討ち。 報復を恐れた実力者たちは、逆にアイリーンに従うようになった。今ではアイリーンは立派な暗黒街のボスである。 「あーあ、退屈だわ。もうこの街には飽きちゃった・・・組織も財産も捨てて旅にでも出ようかしら」 |
Normal |
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街の裏街道を行くアイリーン。この世界では腕っぷしの強さが全てを決める。 アイリーンは少女時代から名の売れた武芸者であったが、それでも命知らずのならず者たちは喧嘩を売ってくる。 アイリーンは逆らうものはことごとく叩きのめして、子分にしていったので、たちまち十数名の子分ができた。今やアイリーンは立派な暗黒街の顔役。 旧勢力の実力者たちは、なんとかアイリーンを押さえようとしてヒットマンを送ったがことごとく失敗。かえってアイリーンの名を上げる結果となった。 アイリーンが暗黒街のボスと呼ばれる日も、そう遠くないだろう・・・ 「この街全体をしめた後はどうしようかしら。革命でも起こすかな?」 |
Bad |
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街の裏街道を行くアイリーン。この世界では腕っぷしの強さが全てを決める。 暗黒街と呼ばれる地域では、まだアイリーンの名を知らぬゴロツキも多かった。彼らは目立つアイリーンにちょっかいを出したが、ことごとく叩きのめされる結果となった。 たちまち十人以上の子分を得たアイリーンは連日暴れ回り、旧勢力のボスたちの頭痛の種となった。やがて年老いたボスたちにアイリーンが取って代わる日が来ることだろう・・・ 「あんまり派手に暴れてお城の軍隊を敵に回すとやっかいね。しばらくは自重しようかナ?」 |