[ゴロツキ]


キューブ

心配だなあ・・・お嬢様のお仕事がなかなか決まらないよ・・・お嬢様は戦士の評価が高いから仕事がないわけじゃないのに・・・

アイリーン

私って普通の仕事じゃ満足できないの。何か熱くなれる仕事ないかしら・・・

旅の占い師

ふぉっふぉっふぉ・・・そなたの心には邪悪なものが芽生えておるな・・・危ない危ない・・・

アイリーン

邪悪とは御挨拶ね・・・占い師なら私にぴったりの仕事占ってよ

旅の占い師

そなたにはまっとうな仕事は勤まりそうにないのお・・・武芸の道に進もうにも、暴力的な衝動を押さえきれぬようじゃ・・・

アイリーン

・・・・・・暴力的な衝動ねえ

旅の占い師

裏通りに行ってみよ。そなたのような目をしたゴロツキどもがウロウロしておるわ

アイリーン

ゴロツキねえ・・・

旅の占い師

・・・・・・ああなりたくなければ、まっとうに働くことじゃ・・・

アイリーン

あーもう、大人になったんだからお説教はたくさんよ。面倒くさいから私もゴロツキになっちゃおうかなー

旅の占い師

やれやれ・・・・・・勇者ダイナーも難儀な娘を育てたものじゃ・・・

ゴロツキ こうしてアイリーン・ダイナーは裏通りの暗黒街にいりびたり、ゴロツキの仲間になった・・・・・

■ その後の評価

Good
ゴロツキたちの仲間になったアイリーン。彼らは皆、命知らずの暴れん坊。腕っぷしには自信があっても、おつむの方はさっぱりと言う手合いが多かった。
そんなゴロツキ連中の中にあって、アイリーンは珍しく頭が切れる女であった。悪事を働いても、頭の良いアイリーンは当局に捕まることなく、いつも逃げのびた。
ゴロツキたちの間では「一緒に組めば捕まらないんじゃないか」と有名になり、子分も何人かできた。
アイリーンは子分を使って、カツアゲ、ひったくり、ゆすりなどの小悪を重ねたが、逃走経路の確保、証拠隠滅などが巧みで逮捕されることはなかった。

何やっても捕まんなきゃ犯罪にはならないのよ。この世は頭が良い奴が生き残るように出来てんの

Normal
ゴロツキたちの仲間になったアイリーンは女だてらに、カツアゲ、ゆすり、追い剥ぎなどの悪事を重ね、ついに都では指名手配。
そのため家には帰れず、城外を点々と野宿して旅人から金品を奪い取る生活が続いた。今ではどこで何をしているか全く消息が知れない。
東部の森で山猫を殺して食べているとか、西部の溶岩地帯で魔物の愛人になっているとか聞くが、いずれも無責任な噂に過ぎない。
おそらくどこか遠くの国に逃げていったのだろう。そしてその国でも悪事を働いているに違いない・・・・・・

良い人間、悪い人間なんて誰が決めるの?結局他人がどう感じるかってだけじゃない。そんなのバカバカしいわ。私は自分の好きなように生きるのよ

Bad
ゴロツキたちの仲間になったアイリーンは女だてらに、カツアゲ、ゆすり、追い剥ぎなどの悪事を重ね、ついに都では指名手配。
アイリーンは人目につかないように、北部の雪山に逃げこんだが、すぐに山岳警備隊に発見された。さらに北の辺境地帯に逃げこんだが、
それっきり行方知れずとなってしまった。おそらく、どこか遠い外国に逃げこんだのだろう。しかし骨の髄まで悪事が身についたアイリーンのこと。
行く先々で犯罪を犯し、いずれは捕らえられることになるだろう。身から出たサビとはいえ、哀れなことである・・・・・・

どうせこの世はマジメな奴はバカを見るのよ。私は太く短く楽しく生きたいわ

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