仮に風速が1mと仮定します。
矢印の向きが時計の0分の方向の場合、縦方向の風速が奥に向かって1mで、横方向の風速が0mになります。
矢印の向きが時計の15分の方向の場合、縦方向の風速が0mで、横方向の風速が右に向かって1mになります。
では、矢印の向きが時計の7.5分の方向の場合はどうでしょう?
紙でも頭の中でも良いです。
0分の方向、15分の方向と一緒に、7.5分の方向にグラフなり矢印なり引いてみてください。
縦方向と横方向の風速を0.5mにした方、0分の方向や15分の方向と比べて、7.5分の方向で引いた線の距離が短くなっていませんか?
3つとも同じ長さで線を引いた方、縦方向と横方向の風速が0.5mより強くなっていませんか?
ひょっとしたら他の線の引き方をした人もいるかな?
さて、線の長さを風速とした場合、どれが正解かわかりますね?
わからない場合は、定規や分度器を使って同じ長さの線を引いてみてください。
7.5分の方向は、45度で線を引けば良いです。
では、7.5分の方向の場合の風速を発表します。
この場合の風速は、縦方向の風速が奥に向かっておよそ0.7071mで、横方向の風速も右に向かっておよそ0.7071mになります。
この風の縦方向と横方向の風速を求めるには、三角関数を使います。
Windowsについてくる電卓には、この三角関数を使った計算機能があります。
「アクセサリ」にある電卓を起動し、「表示」メニューから「関数電卓」を選んでみてください。
「sin」や「cos」というボタンが表示されると思います。
「sin」は縦方向、「cos」は横方向の風速の計算に使えます。
計算のしかたは、数字ボタンで角度(風向き)を入力し、「sin」や「cos」を押します。
それに風速の数字をかければ、縦方向と横方向の風速を計算できます。
これで風速の計算はバッチリですね?
クラブの種類や高低差などで風の影響が変わるので、たくさんのホールを回ってみましょう。
ただし、パンヤの公式ページにも書いてあるように、ゲーム中には電卓を使わないでね♪
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