Windows XPには自動的に消費電力を押さえるための電源オプションがあるのをご存じですか?
ノートPCではバッテリーを持たせるために必須の機能です。
ただ、PC使用中にハードディスクの電源を切るのは、危険が潜んでいるかも?
Windows XPのハードディスクの省電力機能を無効にする設定を紹介します。
以下に変更手順を記します。
- デスクトップで右クリックし、プロパティ(R)を選びます。
- 画面のプロパティが表示されるので、上側の「スクリーン セーバー」タブを押します。
- モニタ電源のところにある「電源(O)」をクリックします。
- 電源オプションのプロパティが表示されるので、上側の「電源設定」タブを押します。
- 電源設定(O)の下に「ハードディスクの電源を切る(I):」があるので、「なし」を選択します。
- 「適用(A)」をクリックすれば、設定完了です。
ハードディスクは、ディスク上に浮いているヘッドを使ってデータの読み書きをしています。
このヘッドは、ディスクが高速で回転することによって生じる空気の流れでディスク上をわずかに浮き上がり、ディスクが止まれば浮上をやめます。
これを飛行機にたとえるなら、ディスクの回転とともに離陸し、ディスクの停止とともに着陸しています。
飛行機を利用したことがある方なら、離着陸時にもっとも機体が不安定になることを身をもって体験していると思います。
その離着陸の頻度を決める設定が、ハードディスクの省電力設定です。
当然、ヘッドの離着陸が少ないほど、ヘッドの状態が安定します。
ただ、動作中のハードディスクは衝撃に対して非常に弱いです。
電源を入れたまま頻繁に動かすPCの場合は、ハードディスクの電源を切る方が良いかも?
記事最終更新日:Wed 8/12 2009
written by GOROH
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