今年初めて、野沢菜を栽培しましたが、ちょっと遅く播種したため、11月初旬(写真左)にはまだまだ小さく心配していましたが霜の降りる12月中旬には成長してくれました。野沢漬けには醤油漬けやいろいろと工夫された漬け方があるそうですが
ルーツは塩漬けということで、まずは塩漬けと醤油漬けを作ってみました。
1.野沢菜(塩)漬け(12/23)
(1)材料
野沢菜 24kg 塩 720g(野沢菜の3%) 水 樽の1割 赤トウガラシ 20g 昆布 50g
(2)作業手順
①野沢菜を収穫し、水又はぬるま湯で一蕪(カブ)毎に、土が残らないように丁寧に洗浄ます。
②野沢菜重量の2~3%の塩を計量し、樽に野沢菜を並べながら、計量した塩を振りかけます。
この時、お好みで昆布、唐辛子、柿の皮を間に敷き込みます。
③呼び水に2~3%の塩水を少量用意し樽に振り掛けると、水上げしやすくなります。
(呼び水には、味噌、醤油、調味料、ダシ等入れる人もいます。)
④野沢菜重量以上の重石を乗せて、できる限り早く水が上がるようにしたい。
⑤水が野沢菜に被ったら、重石を減らし、野沢菜が水からでない程度に調整します。
⑥2~3日で浅漬け、1ヶ月以上涼しい風通しの良い場所に置き本漬けができあがります。
2.野沢菜(醤油)漬け(12/15)
1)簡易漬物容器に15㎝に刻んだ野沢菜を入れます。
2)調味液を、醤油、砂糖、みりん、酒、唐辛子を軽く煮立てて冷まして作ります。
3)容器の中の野沢菜に、調味料を浸かる程度かけます。
4)十分重石を掛けておくと、一晩で食べられるようになります。