<たまに行くならこんな店>

バーミーズフード。日本語でいうとビルマ料理。
日本ではあまりビルマ料理店は見かけないが、ミャンマーにはビルマ料理店が いっぱいある。
(何故かわからない人は、調べて下さい。)

マンダレーに着いて、仲よくなった現地の旅行会社のおにいちゃん達と、ビルマ 料理店を初めて訪れた。

ビルマ料理。地理的位置から予想はつくかもしれないが、メインディッシュは カレーだった。
その後1度だけ訪れた、バガンのビルマ料理店も同じ。

具は、鶏・羊・白身魚(詳細不明。川魚。)等から1つを選択する。
海老だけが少しだけ値段が高い。
それまで羊カレーは食べた事がなかったから、羊を選んだ。
途端に頼んでもない料理が3品も出てきた。
しかも地元民は注文間違えてるという指摘もなし。
「?」という顔をしていると、おにいちゃんが説明してくれた。

これは日本でいうところのお通しで、食ったらその分の代金を払う仕組みに なっているとの事だった。
なるほど、どおりで奥の調理場のカウンターにこの3品が皿に盛られて山積み されている。
卵とコーンの炒め物・生野菜・スープの3品。
お兄ちゃん達がごちそうしてくれるという。
食ってみる事にした。

炒め物は塩味で予想通りの味。卵もコーンも日本で食う味と違って、そのもの の味が濃いような気がした。ビルマ料理、なかなかいけるか?
次の生野菜は、きゅうり・菊菜風青菜・青マンゴの3つだった。
それを、タイ料理でなじみのガムシロップに唐辛子を入れたようなソースか 緑色で鰹節のような味がするソースをつけて食べる。
俺は青いパパイヤとか、この全く熟れちゃいないマンゴのような青い果実の 酸味が大の苦手。
おいしそうな顔をして1本だけ食べて、あとはごまかす。
まあ、これくらいなら、アジアン。

問題はスープにあった。

脂っこいおすましのようなスープに何か緑の葉と筍と生物の肉がてんこ盛りに 入っていた。
そして、どの料理にも入っていた、空を飛ぶレーズン(ハエともいう。)。
直感でこれはいけるっ!と思ったのだが・・・、食べようと半径30cm以内に 近づけた瞬間。

「おえっ。」
店に漂う匂いはこれだったか。

熱帯の国なので、生ゴミ系統の匂いがするのは、ある意味当たり前だと 思っていた。
まさか、特定の製品の匂いとは。
かなりこの世のものとは思えない芳醇な香り。
食べてみて思った。きっと生温かい生ゴミはこんな味なんだろうな。

ビールで口をゆすいだけど、眩暈がしてきた。
でも、きっと地元の人達には美味いんだろう。
地元の蠅もこれでもかっちゅうくらい、たかってるし。

その後の記憶は途切れ途切れで、メインディッシュのカレーも、小さなボウルに 入ってて、カレーの層3cmに対して、オレンジの油の層が1cm位あった事位 しか覚えていない。

この国は、中国と国境を接しています。
その為、安価の本格的中華料理の店が、山ほどあります。
この後4日間この国に滞在したけど、ビルマ料理店を訪れたのは1度だけだった 事は、現地の人達に失礼な事だったのだろうか?
(決してビルマ料理自体がまずいという主旨ではありません。 その辺は、「ミンミンと俺」にて。)

今、改めてよく考えて要点を整理してみると、この店はお通し3品をくそ暑いなか 作り置きしていた。
そして、食べない客がいたら、その分を次の次の客位に再提出していただろう。
しかも、この料理達は待っている間にハエにたかられ放題だった。
以上の点からまずかったのだと、思われる。
というより、これ食って何ともなかった自分に驚く。

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ミンミンと僕
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