月曜はダメよ。 5日目
最終日
マドリッド
今日はどこに行こうか。とガイドブックを広げてみる。・・・あーあ。月曜日はどこの観光スポットも軒並み休館日。 郊外の町トレド情報も見たが、トレドの観光スポットも月曜は結構休み。
どうしましょうかね・・・。王宮はとりあえずやっているようなので行ってみた。

あかん時は何してもあかんで。門のところに貼り紙がしてあって、今日は何とかの公式行事の為休業、やってよ。 つーか、じゃあどうしろいうねん。悪いけどブランド品の買い物に興味はない。

天井にこんな模様は必要か?

近くに教会らしき建物があったので時間潰し(もう投げやり)。もっと早くポルトガルに行く事に しとけばよかった。それかコルドバにもう1泊してもよかったな。
その教会らしき建物は特にどうという事もなく、天井に色とりどりの模様が施されている のだけが印象的だった。でも何の意図があるかは不明。

プラドに行くか。絵とか彫刻とか全くわからんし(といって何がわかるのか)と避けていたプラド美術館へ向かう。 キャッツアイとかいて、やっぱし絵とか盗まれるのか?

あいつらどこの田舎もんだよ 有名なそして大きな美術館へ行くのは初体験。といっても、 一応どっかで見た事ある絵とかあって、そこそこ時間は潰れた。という位の感想。芸術的な感性とかないからなー。 でも、世界には絵のうまい人が多いんやな。と大変失礼なコメントを添えておく。

外に出ると、遠足らしい子供達がわらわらたむろしていた。錯覚かもしれんが、私服のガキ達はしつけがなって なくて制服のガキ達は礼儀正しいように見える。・・・いや、明らかに私服のガキ達はなってないぞ。俺の方を 見て何か言い合ってくすくす笑ってる。制服のガキ達は俺が微笑みかけるとかわいらしい笑みを返してくれる。 んな事どうでもいいか。

本気で見て回れば1日でも足りないはずのプラドだが、知識無しでは間が持たなかった。
もうこれでする事が本当になくなったので、思い切って映画館に行ってみる。スペインでは英語の映画は全てスペイン語 吹替だとガイドに書いてあったので観てもさっぱりわからんだろうと思っていたが、仕方ない。2時間は稼げるしな。

ここで再度失敗。どうせならコメディとかアクションにすりゃ言葉がわからんでも話がわかるってのに、観たのは 文芸映画「LA CASA DEL ESPIRITUS」。どういう意味かは調べてないので不明。メリルストリープとか今はとんと 話を聞かなくなったウィノナライダーとか結構な有名どこが出てたから、日本でもビデオ発売はされてるだろう。 でも見かけたことねー。

映画が終わってもスペインの1日は長い。そして思い余って(<旅の出来事>で)。

これでノックダウンをくらった俺はおとなしくホテルに帰り、スペインでの日程を終了した。


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