<台湾的人気歌手>

台湾の流行音楽、どんな感じを想像されるだろうか。
中国語で歌っているので、メロディは日本の今どきのものとそう変わらないのに、 最初に聞いた時は何か違和感があった。
日本語の歌や英語の歌は抵抗がないのに、それ以外の国の言葉だとひいて しまう人は多いだろう。
俺もそうだった。

だが、SとKとPVばっかし見てる間にすっかり慣れてきて、段々ハマる歌手も 出てくるようになっていた。
それはSにも言えた事だった。
最初の3人での台湾旅行(旅の記録に載っている回ではありません。)の時に、 俺とSは現地歌手のCDを買った。

Sが最初にハマったのは、孫燕姿という女性歌手。
英名をシュティフ・スンという。
台湾のみならず、東南アジア全域で圧倒的な人気を誇る実力派歌手らしい。
ただ、間違いなくSの中では最初はビジュアルだったと思う。
ところが彼女は、ただかわいいだけのお人形歌手ではなかった。
(俺はハマらなかったけど、確かに声に力のあるとても歌のうまいお嬢さんです。 機会があれば一度聞いてみる事をお薦めします。)

俺がSHE(詳しくは<GOGOぶちゃいくちゃん>に。)を買って帰った横で、Sは 燕姿ちゃんのCDを3枚買ってた事からもハマりぶりがうかがえる。
その後しばらく経って、Sから唐突にどっかのサイトのアドレスがついたメールが 来た。
サイトをあけてみると、そこには燕姿ちゃんが倉木麻衣とデュエットのニュースが 載っていた。
燕姿ちゃんを知らない人には「ふーん。」というニュースだったと思うが、俺達に とっては別の意味で「ふーん。」だった。
結局それを聞いた事はない。

俺はその時、SHE以外に友達からの頼まれもののCDを1枚買ってた。
彼の名は陳冠希、英名はエディソン・チャン。
(彼は香港アイドルなのだが、台湾で人気がある?って事でひとつ。)
買って帰って、一旦友達に渡した後しばらくしてそのCDを借りた時は絶句した。
彼はただのお人形歌手だった・・・。
最悪だ。
でもメロディ自体は気に入った曲が多く、今回の旅行の際には自分用に1枚買ってみた。
日本に帰って恐る恐る聞いてみると、あれ?別人?と思う程歌が上手になって いた。

そして今回、2人とも新たな歌手に目をつけた。
Sは蕭瀟という新人歌手。
(彼女の情報は全くありません。知ってるという方はご一報下さい。)
日本人って言われればそうだな。という感じのビジュアル。
実は俺もなかなか感じのいいお嬢さんだなと思った。
メロディもどこか懐かしい匂いのする歌だった。

そして俺は李心潔。英名はアンジェリカ・リー。
アンジェリカって・・・。
心潔さんはCD発売の宣伝ばかりでPVは全く流れなくて、ちょっと迷ったのだが 買って正解だった。
歌い方は結構雑、それがかえって自然でいい。
俺はミーハーばか。

今は彼女は女優としての方が有名らしく、日本でも彼女の主演作「the eye」が 公開された。
(トム・クルーズがリメイク権を買ったとかいう話題のホラー。面白い。お薦め。)

いわゆる台湾人気歌手は他にもたくさんいるけど、必ず歌は上手だ。
韓国もそう。
歌が下手でも歌手になれるのは世界広しと言えど、日本とそして香港だけかも しれない。

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不要香菜
GOGOぶちゃいくちゃん