欠席した時はフォローしてもらえますか?
体調不良などやむを得ない事情で授業をお休みしてしまった場合、次の授業についていけなくなってしまうことのないように、きちんとフォローしていきます。
具体的には、
①授業内容(新しい内容のまとめ箇所、練習した問題と解答解説、宿題の場所など)をファイルにまとめて、「欠席者用ボックス」に入れておきます。
②可能な限り、次の授業までの間に塾に来て、授業内容のファイル課題を勉強します。分からないところは待機している教師が指導します。
③さらに必要な場合は、次の授業の前に早く来てもらって補習をし、授業の流れにしっかりついていけるようにします。(授業前に来ることができない場合は、授業の中でゆっくり説明して理解させ、その上で授業後に補習をします)
欠席に対する対応の仕方は一律ではありませんが、とにかく次からの授業にきちんとついていける状態にする、ということが最も重要なので、臨機応変に対応するということです。
部活との両立は可能ですか?
十分可能です。実際、当塾に通っている生徒のほとんどは何らかの部活で活動しています。
「練習試合で遠くに行くので授業に遅れてしまう」とか「遅くまで部活があるので塾に着くのがギリギリになってしまう」など、時々大変なことがありますが、本人や保護者の方と相談し、補習をするなどして、問題なく両立できています。
さらに詳しい説明をお求めの方は、「部活や習い事との両立ができるか御心配な方へ」も併せてお読みください。
クラスは上がったり下がったりしますか?
成績が良ければ、上のクラスに上がることがあります。
具体的には、
①各科目で定期的に行う「単元テスト」などの成績が良く、クラス内でトップレベルにある場合。
②学校のテスト(定期考査など)の成績が良く、より上のクラスの方が適していると判断される場合。
③普段の授業で明らかによく出来ており、より上のクラスの方が適していると判断される場合。
などの場合です。
反対に、クラスのレベルについていくのがきつい生徒は、クラスを下げることもあります。ただし、この場合はクラスを上げる時よりさらに慎重に話し合い、生徒本人や保護者の方とも相談して決定します。
いずれにしても、 本人が納得しないままクラスを変更しても 、むしろ逆効果になってしまうので、決して無理強いはしません。学習環境をよりよくするために効果的だと本人も理解した上でクラス変更を行うことにしています。
集団指導と個別指導、どちらが効果的ですか?
よく分からないところがあるからじっくり説明してもらって理解したい、というような場合は個別に見てあげるのが最も効果的です。その生徒がしっかり理解するまで徹底的に指導することができるからです。
ただし、通年の授業では、集団指導の方が適していると思います。他の生徒がいることで緊張感が生まれ、真剣さが増すからです。1人だとさほど必死にならなくて済むので、いつまでも「分かんない」を繰り返してなかなか理解しようとしないということがありますが、集団ではそうはいきません。周りの生徒たちが次々に正解していくのを見て、本人も必死にならざるを得ないのです。もちろん、細かく学力別クラスになっていますので、自分だけがクラスのレベルについていけないということはありません。ただ、手を抜いていたらすぐ目立ってしまうという緊張感があるため、学習には集団指導のような環境が必要なのだと思います。
当塾では、通常授業や試験対策授業は1クラス10人前後の学力別クラス編成(つまり集団指導)であり、授業の前後に補習を行う場合は1人1人の課題が異なるため個別指導でじっくり教えています。
<集団指導と個別指導の特徴>
集団指導:
周りに同じ学力の生徒がいることで競争心や緊張感が生まれ、学習意欲を支え高める。
分からない部分を質問してじっくり説明してもらうことが難しい。
個別指導:
分からない部分を自分のペースで理解できるまでじっくり聞くことができる。
本人にしっかりした目標、モチベーションがないと、ダラダラとマンネリ化してしまう。
以上の特徴を踏まえて、当塾では、通常授業は集団指導で、その他の補習は個別指導の形式にしています。
集団指導の緊張感と個別指導の細やかさ、双方のメリットを最大限に活かす授業体系になっています。