越美北線は福井県の越前花堂駅から九頭竜湖駅に到る非電化単線の路線で、九頭竜線(くずりゅうせん)の愛称があります。元々は岐阜県の美濃太田駅までを結ぶ越美線の一部として開業した路線でしたが、岐阜県側は北濃、そして福井県側は九頭竜湖で工事が中止され、現在まで両路線は分断されています。なお、越美南線は国鉄から第三セクターの長良川鉄道となっています。
越美北線のほうですが、優等列車の設定はないものの、以前は快速列車(おくえつ号)が設定されていた時期もありましたが、現在では全列車各駅停車となっています。
2004年の福井豪雨の際、一乗谷〜美山間にて鉄橋流失などの被害があり、壊滅的な被害であったために復旧工事が進まず、国や福井県などから助成を受けて、2006年6月に全線が復旧しました。
JR西日本の車両単色化施策によってキハ120形も首都圏色化され、同時に3両がラッピング車両化されました。
越美北線の駅数は22駅、全線開通は1972年12月です。


普通列車のみの運行

おくえつ号(2006年)



一般型 過去の車両
キハ120 キハ58
キハ52
ほくりく光速鉄道