さてさてやって来ました新刊告知の時間となりましたが…、



※はじめに※

今回の話は「Lost Phantasm」のStage_3となります。
今回の話を読む前に…、



全ての始まりであるのPrologue





前々回のStage_1





前回のStage_2を読んでおくことをオススメします。





…そんなにいっぱい!?と思われると思いますがまぁ一応イベント当日にての
立ち読みは大歓迎ですのでまずはお読み頂ければと思います。

ただご時世がご時世なので感染症対策にはお気を付けを…自分も万全を期すようにします。



…で、ここで注意事項があるのですが…。



※注意その1:今回はStage_3の前編のみです※

ハッキリ原因を申しますとまぁStage_3はページ数が膨大でその関係上
印刷所の〆切が前倒しになってしまうのですね、で、それが想定以上に早かったので
今回は前編のみになってしまいました。本当に申し訳ありません!

…まぁその前編すら結局〆切ヤバかったというオチですが…。(吐血&土下座

なので今回はお話的にオチがついておりません、その辺もご留意の上
お読み頂ければと思います。



※注意その2:表紙詐欺が横行してます!

上記のように急遽予定を変更したため今回の表紙はStage_3の完全版を
想定した表紙をそのまま流用しております。

なのでハッキリ言うと表紙で堂々としてる萃香の出番がほとんどありません!
Stage_3の内容的には最も重要なキャラなのですが
彼女が活躍する部分まで描けませんでした…。

萃香が大活躍するStage_3後編は来年の春例大祭あたりで
発行予定ですのでもう少しだけお待ち下さい。





…んじゃそんな何も無さそうなStage_3前編は一体どのようなお話なのか。
それを知るにはやはりサンプルが一番!

…というワケでもう既にいろいろと土下座し尽くしてもし切れない状況ではありますが
それでもサンプルにお付き合い頂ける素敵な方はは
このまま先にお進み頂ければと思います。

…全く優しくない方も舌打ちしながらお進み頂ければと思います。(おい



何はともあれ本編のサンプルへ。




















全ての答えを求めて魔理沙と蓮子は東京を目指す。

途中蓬莱人形による介入があれどなんとか無事に東京へ到着…。





魔理沙にとっては初めての東京、
そこで魔理沙を待ち受けていたモノは…。





我々が慣れ親しんでいる弾幕だった。(おい

慣れない土地に慣れない文化、
幻想郷出身な魔理沙にとっては中々にツラい状況のようだ。



そのうえ外の世界特有の何かしらの勧誘と
思われる人が声をかけてくる始末、

流石にこれは大変だろうと
蓮子が間に割っていなそうとすると…、





気になる一言が。



何故怪しい勧誘の人が二人の目的を知っているのだろうか。



…疑問に思う必要もない、



そう、彼女こそが…





魔理沙と蓮子が探していた
「全てを知っている」という幻想管理人なのだから。




とうとう出会えた。



霊夢に消えない傷の呪いを付けた犯人、
消えたメリーを取り戻す方法、

その全てを知っている人物と…。



当然のごとく魔理沙と蓮子は願う、
全ての真実を明かしてくれと。



幻想管理人は答える。
一応私が全てを教えれば全部解決するだろう、と。



…が、





なんか冷たい。(爆



どうやらただ教えるだけでは何も意味は無い、という事らしい。



その上彼女はこう語る。



あなた達に得があっても私に得が無い、と。
どうせなら私も得をしないと、と。



そして彼女はこう望む、





この人形劇でハッピーエンドを迎えるには
それ相応の力が必要だという。



だからこそ彼女は試すのだ。





魔理沙の想いを、蓮子の力を。



そしてそれを知るには弾幕勝負が一番だという、
無事彼女を倒せたら全てを教えてくれるという。





「外の世界最強」





前回の話であるモノが彼女をそう評した。



それは霊夢を傷付け萃香を殺したピエロよりも、
魔理沙萃香蓮子3人の力全てを使っても無傷だった蓬莱人形よりも、

彼女は強いという。



外の世界では実力の半分も出せない魔理沙のために…、。





なんと彼女はこの外の世界に
幻想郷を甦らせるという。




それだけでも膨大な力が必要だというのにその上
二人を試すための弾幕合戦など出来るのだろうか。



…とにかく始まる。



おそらくは最初で最後の。





幻想郷外弾幕合戦が!



果たして幻想管理人の実力はどれほどのモノなのか。



そして魔理沙と蓮子は見事彼女を撃破出来るのか。







Lost Phantasm Stage_3前編

オフセ本 B5 48P
500円にて頒布予定。
(書店委託は700円)




今回は前編なので途中で終わってしまいますが
幻想管理人の強さを思い知れる内容になってます!




前回のお話を読まれている方ならお付き合い頂ける表現だとは思いますが
前回で魔理沙と蓮子は「絶望」を味わいました。
そしてそれでもなお「立ち上がる」という事を憶えました。

そう、絶望の淵から立ち上がれる術を身に着けた二人ならば
もう越えられない困難など存在しないハズなのです。



…が、



それをあざ笑うかのような強さだからこそ
外の世界最強なんですよ。




七篠はいつも電波設定を用意する。
でも今回のは今までのそれらをも置いてけぼりにするくらい
とんでもなくヤバい電波事故解釈本になってしまっています。

ある種、東方のタブーにすらメスを入れているので
昔から東方が大好きであればあるほど
「おいちょっと待てテメェ!」と言いたくなるような内容になってると思います。



それでも個人的にはそうする事に意味がある話だと思ってますし
そうしないと辿り着けないお話だとも思ってますので
こう…今暫くお付き合い頂ければと思います。



後編では前編出番の無かった「彼女」がとうとうブチ切れるお話です。
とにかくこの長い長いお話の全てのターニングポイントである
Stage_3前後編、楽しんで頂けたらと思います。




















そんなこんなでいざ始まった弾幕戦。



幻想管理人が繰り出す最初の一撃は…!







…?



んん!?







スカーレット!?



何故かレミリアの弾幕を駆使して来た!





相変わらず激しい弾幕であれど
魔理沙としては一度経験済み、
蓬莱人形の時ほど面食らわなければ
そもそも鉄壁でもないためなんとかなるように感じる。







そもそもトラウマ返しなら
既に魔理沙は体験済みである。



弾幕合戦。



それは幻想管理人が仕掛けてきた
テストだったのかもしれない。



今まで体験してきたキツ過ぎる弾幕、
それら全てを対処して魔理沙はとうとう彼女を追い詰める。





そして撃破、…手応えはあった…。







魔理沙は思う。



本来なら力の半分も出せない自分のために膨大な力で結界を張り、
何故か自分の知ってるスペルしか使わなかった。



いわゆる「勝たせてもらった」んじゃないかと。





しかし彼女は前回独り言でこう言っていた。
「負けたら即・失格」





そう、





蓬莱人形の時のように見逃してはもらえないのだ。





彼女は
蓬莱人形よりも強く、
蓬莱人形よりも慈悲は無く、
蓬莱人形よりも心を折りに来る!





絶望すればいい、





外の世界最強を前にして。











諦めればいい、











魔理沙すら知らぬ
恐るべきスペルを目の当たりにして!






一夜限りの弾幕幻想、
きっとあなたも幻想郷のタブーを目撃する…。