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■「E-75 & グリーレ21」(塗装編)
今回は連休を挟んだ関係で一気に塗装までやっていこうという事で、
久しぶりの?塗装編に突入です。
(注:改元に伴う10連休です…)



まあ、いつも通りなんですが、金属パーツを多数追加している関係で、
それらへの下地としてプラサフ(1枚目)、
更に塗装の下地兼成型色消しとして黒を吹いています(2枚目)。
この黒はあらゆる部分に吹く関係で一番時間がかかる訳ですが、
今回はとにかくデカイわ重いわで腕が異様に疲れた気がします…。<しかも複数

…あれ、何か増えてますね…(棒
余談ですが、本サイトの記事アドレスを設定するに当り、
「Grille」ではなくて「Gerat 810」というのを使っていて、
今後カール級とかベア自走臼砲をページ化する際にも、
こっちを使うかなと(ぉ。


「愛称より、
型式名称っぽい方が格好良い」


…って、
自分が思っているだけなんですがっ(爆。
終わった…と言っても撮影編のページ化はまだなんですがっ。
当初、ティーガーIIのストックキットを作り倒す気でいたのですが、何か2巡目で早くも飽きてしまったみたいで(ぇ、
気分転換にとバリエーション系キットを手掛けて見たら割と追加工作も多くて楽しくなってしまい、
今回は一気に塗装まで持って行けたのは良かったかな、と。

やはり、「やるべき事」よりかは「やりたい事」を優先させる方がモチベーションは維持できるみたいですね…(苦笑。

でもってこの後は撮影編ですが…どうしようかなと(ぇ。
E75の続きとグリレの全体像となっておりますが、
工作面の手抜き(良く言えば手落ち)的な事を言っておくと、


2枚目に有る通り、転輪パーツ各サスに対し1枚のみ、しかも薄いので、
これで75t(単純計算で5t近い荷重が掛かる)は見た目にも無理、
…っぽい雰囲気が有るという事で、

まあこれ、タミヤかドラゴンのパンター用鋼製転輪に差し替えてでも
2重にしておくべきだったかも…と感じていたり。

(ついでに履帯が外れやすいというか、
センターガイドが上手く位置決めしにくい、
という欠点も持ち合わせています、
ホビーボスのプラ製履帯を使う場合は
軽い事も有って転輪部との接触面に瞬着を流したりできますけど、
フリウルの場合はその重さも有って、
後でまたバラバラになったりします、
因みに作例の方も、塗装時のアレコレを通して固定した部分の一部が外れ、
可動しますが…塗装が持って行かれる危険が増しています…)




グリーレのカメラテスト画像が続きますが、
ジャーマンタンクスによると、
カール級より長い
みたいで、
大戦中に試作までされた装軌式車両としてはこれが最大、
…という事になりそうです(ぉ。

因みにマウスが10.09m、カール本体が11.37m、
グリーレは13mだそうですね…後部の張り出しが有りますし、
改めてデカいなと。

まあこれ、兵器としてはカール級の後継的な意味合いが有ったと考えると、
これだけの大きさとかはさもありなん、と言った感じで、
カール級が砲弾が大きすぎて運用が大変だった事を考慮して、
もう少し射程をのばして運用しやすいスタイルを模索していた、という事なのかも。

この上にはベア自走臼砲(30.5cm砲)も有りますし、
色々と興味は尽きないなと。
木部の塗装はいつも通りにダークイエローをベースにタン、
セールカラー、クリアオレンジで塗っています(1枚目)。



2枚目は排気管の塗装になりますが、
今回は最初にカッパーを塗ってから錆色と金属色、
ラストにスモークで調子を整えています。
…毎回試行錯誤っぽい状況ですが、今回はこれで。
基本色が出来た所で迷彩を吹いていきますが、
ダークイエロー(但し黄土色が混ざって白っぽくなっています)と、
オキサイドレッドです。


パターンに付いては毎回悩み処ですが、
グリーレの方は特に縞模様っぽい感じを意識してやっています。
…や、ドラゴンのヤクトパンターG2でそういうのが有ったんで…(ぉ。
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ウェザリング兼質感出し作業になります。
毎度のパターンですが、汚れが段々と錆化していく雰囲気を出す為、
この逆の順で色を乗せていきます。

具体的には画像参照ですが、
錆色→シルバー→黒鉄色→スモーク、
という順番で色を乗せていきますが、
これで一気に重そうな雰囲気が出てきたかなと。

…まあ、実際履帯パーツのせいも有って重いんですがっ。
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グリーレは屋根無しの自走砲なので、
内部構造の色分けをする必要が有るのですが…。
ナスホルンとかフンメルみたいに、
砲弾ラックとかが有る感じではないので、
取りあえずパーツ化されている部分だけでも…という所です。


んで、砲尾周辺の銀色はアイアンにクリアコート、
シートはグレー系の色でグラデをかけています。


3枚目に消火器が出ていますが、
…E75の方に消火器を追加するの忘れてましたね…(汗。
当方、戦車も好きですが大砲はもっと好きという感じで、
昔のタミヤMMシリーズもマーダーIIとかが何気にお気に入りだったり。

ただ、天板が無い分塗装も工作も割と大変なので、
これから改めてタミヤのフンメルとかナスホルンとかヴェスペとか、
…あ、ホイシュレッケとかも有りましたね、
38(t)ベースの方のグリーレも有るなと(汗。

そんな感じで漸く1本トゲが抜けた感が有りますが、
まだまだ一杯刺さっている感じなので、頑張らねばと。
グリーレの方は外観がアッサリしている反面、
内側は割とメカっぽい部分が満載なので、
どういった方向から撮るのが良いのか…という所ですね。


何だかんだで

大砲ロマンあふれる車両

ですし、
割と気に入っているのかも…(笑。
ラストはいつも通りのウォッシング作業ですね、
いつも通り足回りがバフ、
車体周りがダークアースです。



2枚目からはカメラテスト画像ですが…。
E75はやはり砲身が長くて撮り難いというか、
通常状態だと有効全長がグリーレよりも長いのがネックかも(汗。



現代のレオパルト2もA7仕様に至って砲身が更に長くなってますし、
これだけ長くなると取り回しも大変になるので、
アウトレンジが生かせなくなる戦場だと、活躍の場が限られれそうだなと。

一例は湾岸戦争ですが、遮蔽物や木々が少ない砂漠地帯だと、
アウトレンジ的な部分が十分に発揮できますが、
森林や丘陵地帯の場合は…どうなるんだろうなと(汗。
ペリスコープ部のクリア塗装ですね、
画像には有りませんがいつもの?
テールランプとかも有るんですが…。

今回は濃い目のクリアブルーなので色調が落ち着いた感じに…
見えていればと。…光沢黒でも良いんじゃないかなと(ぼそ。
エアブラシで基本色を作っていきますが、
今回は末期ドイツの基本色という事でグリーンベースにします。
(実態としてはプライマーベースの車両もアリですが…)



という事でシャドウ色のRLM70(1枚目)、
基本色のオリーブグリュン(2枚目)、
ハイライトにRLM02(3枚目)ですね、
…そういえば以前にもこのパターンを試した記憶が有りますが、
ポルシェ砲塔のティーガーIIでやってましたね…結構前ですがっ(汗。
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エアブラシ作業の後は筆塗り作業になるのですが、
今回のはとにかく重いわデカイわで左手の握力がおかしくなるというか、
…まあ、エアブラシやって居る時も結構キツかったんですけどね…。


という所で、履帯とかOVMの頭部分等に
ジャーマングレーを塗った所ですね、
…ここから一気に色数が…(脂汗。