1.プランニング〜型紙作製

 

まずはどんなシチュエーションで使いたいルアーかを考えます。例えばライトなロッドでも楽々キャスト出来る軽いヤツ!とか

広いエリアを探りたいので飛距離が欲しい!とか港湾エリアをタイトに攻めたい!などなど・・・。

今回の作例ではドシャローエリアで表層近くを泳がせる為にリップを立てたストレートタイプの物を作ってみました。

 

用意する物

バルサ(板厚8mm)、厚紙又は0.5mm厚のプラ板、水性ボールペン、ノコギリ、カッター各種

 

まず作りたいルアーの型紙を厚紙やプラ板等で作ります。型紙は側面図と平面図

の2種類。

側面図にはワイヤーを通す経路をマーキングし、ウェイトを埋める位置には穴を

開けておきます。

平面図にはバルサの厚みに合わせて線を引き、片側にだけボディラインを引いて

おきます。ちなみに今回の作例は新作のIGARIミノー100SRです。

 

 

2.切り出し

尻尾側が向かい合わせになるように水性のボールペンで型取りしますが、上下で

1組にすると繊維量の違いからバランスの悪いルアーになってしまうので横隣り

同士を1組として切り出します。

ラインに沿ってカッターやノコギリで切り出し、引いたラインがわずかに残る程度

まで削ります。