3.貫通ワイヤーの作製

 

用意する物

ラジオペンチ、ステンレスバネ鋼線(φ1.0)、PEライン等伸縮性が少なく強度のある糸、釘

(あれば)ラウドノーズプライヤー、バイス(万力)

 

貫通ワイヤーにはステンレスバネ鋼線を使います。太さはルアーのサイズに

よって0.8〜1.2mmまで を使い分けていますが、今回の作例で使うのは

1.0mmです。

型紙に合わせて作っていきますが、オイラが愛用しているのは写真の様な

ラウンドノーズのペンチ。コイツのおかげでアイのサイズも自由自在です!

 

このようなペンチが無い場合は作りたいアイの大きさに合わせた太さの釘を

用意し、「エイ!」と巻きつけてから首ねっこ(笑)をペンチで”ギュ”!”と締めた

らアイが出来ます。

フロントとリアのアイには糸を巻いて補強してます。補強糸は伸びの少ない丈夫

な物、今回は使い古しのPEラインを巻いています。

ちなみに某クレイ○ールアーはスポット溶接で固定してあるそうですよ。

 

出来上がったワイヤーを削り出したバルサに乗せてセロテープで仮止めし、

相方を合わせたらバイスで挟んで貫通ワイヤーの跡を付けます。

跡に沿ってカッターで浅く切り込みを入れますが、深く切り込みを入れてしまうと

後のドブ漬けの際に中から気泡が出て来るので、あくまでも浅く掘ります。