4.ボディ成型

 

用意する物

油性マジック、水性ボールペン、両面テープ、カッター各種、ペーパーやすり(#280、#400)、鉛玉(φ7mm)2個

 

バルサの片面にマジックでセンター出し用の墨入れをしてから両面テープで貼り

合わせます。

この時に大きなテープを貼ってしまうと後で剥がすのが大変です。かと言って

小さすぎると削る時にバルサ同士がズレてしまうので、大きすぎず、小さすぎず

に貼るのがコツです。

(写真では1箇所しか両面テープが写っていませんが、尻尾側にも貼ってます。)

貼り合わせたバルサの上下面を角材に巻いたペーパーで面出しをしておきます。

上下面に平面図用ゲージを使ってラインを引けば左右対称になります。

ラインぎりぎりまで削り終わったら角材に巻いたペーパーで面出しをします。

次に8角形→16角形にするようなイメージで角部角部を削っていきますが、

左右が対称になるように大胆かつ慎重に・・・。

大体の形が出来たら#280程度のペーパーを当てて細かい部分を修正し、

最後に#400程度のペーパーで仕上げます。

カッターで半割にして両面テープを剥がしたらウェイトを仕込む穴を彫刻刀や

ルーターで彫ります。調子に乗って彫り過ぎるとウェイトが固定されず泳ぎも

安定しなくなるのでノギス等で深さを測りながら慎重に彫っていきます。

ワイヤー、ウェイトを仕込んだらズレないようにしっかり持って、アイの隙間から

瞬間接着剤を流し込んで接着します。同様に合わせ面全周にも瞬間接着剤を

流し込んで、ギュッと押さえると硬化していない接着剤がにじみ出て来るので

ティッシュ等で拭き取ります。

最後に合わせ目に固まった接着剤にペーパーをかけたらブランクの完成です。