くぷ日記
in Archeage




MMORPGの古典的な楽しみ方の一つである、探検や観光を題材にしています。



<筆者について>

名前

:くぷ

誕生日

:2013年11月6日

  

 サーバー :Nui (元Aranzeb)     

種族

:ヌイアン

   趣味   

:牛の世話

勢力

:西大陸連合     仕事 :サンゴの養殖

<これまでの探検>
2016年1月〜2月
(内容:人魔戦争の傷跡、宿屋の謎、テレポの書と古代文字、アビスのマナ)
2016年3月
(内容:球体の模型、大陸考古学会の闇、ツインクラウンとサロニキ、鍵と星、イクリプス戦争の由来、古いメンヒル)
2016年4月〜6月
(内容:古代文字いろいろ、アーキエイジの夜は短い、旧大陸からの移住先、人魔戦争の記録)



 2018年1月3日(水) <イフナの封印石>

むかしむかし、ナチャッシュという邪悪なヘビがこの世を支配していました。

イフナはそのナチャッシュを異次元(アビス)に封印することで、他の種族を救いました。

しかし、異次元への扉である封印石は、今でも世界各地に存在するといいます。


(アビスレイドのクエストより)



西大陸東大陸旧大陸サイレント海 にそれぞれ一つずつ存在するとのこと。



今回は、封印石の場所について調べてみます。
(今のところ、封印石そのものを目にすることはできてないので、
 世界中から手がかりを探すスタイルになります。)


まず、4箇所のうち、サイレント海 の場所は判明しています。



アビスレイドの舞台となるワーウポール島。



ワーウポール島の封印石は、
女神像によって力を補強されているようです。



その女神像が壊された結果、一時的にアビスのマナが噴出し、紫色の結晶が生成されます。



結晶から作られる特産品は高値で取引されるようですが、実は恐ろしい物質なのです。



つづいて、旧大陸 の封印石。
旧大陸の場所は、今のところ2つの候補があります。

@アビスゲート



紫色の結晶が点在することなどから、
ここがアビスへの扉となっている可能性はあります。
(この場所については、
2016年2月27日(土)<アビスのマナ> でも取り扱っています。)


A海の燭台

海の燭台には、強力な力をもったイフナの「遺物」が眠っており、
アンタロンに狙われているようです。
この「遺物」はイフニール装備を作るための「聖なる燭台」のことかもしれませんが、
「封印石」が含まれている可能性も否定できません。



東大陸のことはよくわからないので、
最後に西大陸の封印石について。

西大陸ついては、
以前は、イジの灯台のあるエズナがあやしいと思っていましたが、
実は意外な地域が関係していることがわかりました。



ハヌイの床です。



ハヌイの床の、ダルが書いた本↓



ダルのお祭りの案内文↓
(最初の一行だけ)




一見、アビスなど縁のない地域のようですが、
隣にある地獄の沼地が、アビスがらみの場所なのです。



地獄の沼地のグロウルホールには、
明らかにアビスの力が関与しています。

以前にも取り上げた、ムスフェローザの日記を読み直してみます。
(グロウルホールのボス部屋で読めるやつね。)



「正体不明の狭間」に惹かれて研究を続けているうちに、





身体にヘビのウロコが生えてしまったムスフェローザ氏。





最後は完全にヘビと化し、心まで失うことになります。



憎悪クエストのなかで、
イニス島の人びとは、こんなことを言っていました。





(中二病的なあれですね。)







これはまさにムスフェローザのことを言っているのでしょう。
グロウルホールにあるという「正体不明の狭間」は、アビスへの扉であると推測できます。


ダルたちがハヌイの床を守るのは、この扉の封印を保つためなのかもしれませんね。

以上、整理するとこんな感じになります。

   封印石の場所  守護者   封印の補強
 サイレント海  ワーウポール島  リターンド(※1)  イジの女神像
 旧大陸  アビスゲート?
 海の燭台?
 不明
 封印の番人(※2)
 不明
 西大陸  グロウルホール  ダル  ハヌイの床
 東大陸  不明   不明  不明

※1・・・青い血をもった不死の種族。主に東大陸で活動?
※2・・・海の燭台で一緒に戦ってくれる人たち。(NPC)



 2017年8月13日(日) <グィオニードの古い石像>

グィオニードの湖には、神殿のようなものがあります。

この神殿が何なのか不思議に思った方も多いと思いますが、

今回は、その周りにある石像のお話です。


グィオニード湖の写真。



周囲には、計4体の石像があります。

いずれも、大きな翼をもっているのが特徴です。

グィオニードはエルフの拠点ですが、エルフには翼がありません。

また、エルフが石像を造るということも、あまり考えられません。

エルフ種族オープニングより。



「エルフたちは、復讐心を忘れないように、
崩れつつある遺跡を領土として選んだ。」

復讐心とは、2千年前の旧大陸で、エルフの王(アーランゼブ)が殺されたことによるもの。

エルフはその心を忘れないように、あえて不便な遺跡を見つけて住み着いたとのこと。



エルフには、記憶術という特殊な能力があります。

旧大陸での敗戦や故郷の喪失を、生々しい記憶として受け継いだので、
復讐か自殺以外のことを考えられなくなってしまっていたようです。

こうして、旧大陸からの移住以降、
エルフは文化的には不毛となりました。



移住の記憶はあまりにも辛いものだったため、1500年前にはエルフたちはこれを封印したそうです。
韓国公式HPのルシウスの記録「血に飢えたエオンの伝説」より
それもあって、ようやく最近エルフたちも元気が出てきたようですが、これはまた別のお話。


グィオニードの森にある遺跡のうち、
エルフたちが造ったものは、まずないだろうということです。


自分たちの寝床すら、ちゃんと作らないからね。



グィオニードの宿屋には、ベッドが1つもない。

ここ以外は、屋根と壁すらなかった。
(2016年2月13日(土)<宿屋の謎>より)



エルフが住み着いた遺跡は、ヌオンという種族のもののようです。
ヌオンは現存しない種族なので、あまり耳にすることもありません。
古代種族であり、4体の半神に導かれていたとされています。

手がかりとしては、



グィオニード湖南の、追憶の地にある「ヌオン街」

ここが探検ポイントになっています。



「古代先住民の痕跡」
遺跡に住んでいたのが、ヌオンであることがわかります。



ヌオンがどのような種族であったかは、
ミサゴンスケイルに少しだけ説明が書いてあります。



「隠された時代(大昔)に、ヌイア大陸の支配者だった」
「ドラゴンを守護する偉大な存在ミサゴンを倒した」



「隠された時代」は、イフナやナチャッシュが活動した時期と同じです。
旧大陸の崩壊(約2000年前)よりも、はるか昔の種族ということになります。

ヌオンは、ミサゴンを倒した後に姿を消しましたが、その理由は長らく不明とされてきました。



ボーンプレイスの、地図にも載る巨大な骨は、ミサゴンの骨だといわれています。

ミサゴンは、ミセイロン(邦訳不明)という別の惑星から、
エレノール(邦訳不明。これがぼくらの星の名前らしいです)にやってきた生命体。
害意はなかったようですが、あまりの巨大さにヌオンが恐れ、討伐したとのこと。



ボーンプレイスには、グィオニードと似たような遺跡があります。

グィオニードの、
エルフの議場が入っている建物。





ボーンプレイスの、謎の遺跡。



他に、この2つのエリアでは、村の建物もそっくりの造りです。

このようなことから、グィオニードの古い石像も、
ヌオンのものと思われるところです。



ヌオンには翼があった?



しかし、新種族ウォーボーンが登場したことで、新しい事実がわかります。

ヌオンは、討伐したミサゴンの呪いで地獄に落とされ、
死体となって朽ち果てていたところを、オーキッドナによってウォーボーンに作り変えられたそうです。
ウォーボーンの変身した姿であるディアブロは、ヌオンの力を取り戻した状態であるとのこと。
ウォーボーン種族クエストより。

ディアブロの姿。



(憎悪をもってヌオンの力を振るった結果、
人魔戦争とエズナの大虐殺が起こった。)

しかし、ディアブロには翼がありません。
体型も石像とはまったく異なります。



よって、グィオニードの石像をヌオンだと考えるのは難しくなります。
ヌオンの姿は、ディアブロと同じようなものだったと考えられるからです。
では、石像の正体は何でしょうか?

一番ありそうなのは、石像を造ったのはヌオンだが、
その姿は彼ら自身ではなく、彼らを導いた4体の半神のものであるということです。
石像が4体なのと、数も合います。

半神の名前は、それぞれ次のとおり。
 ・目を覚ます者 イウェン
 ・種をまく者 カデル
 ・収める者 ヨルダンス
 ・守る者 ヘルスタン
ルシウスの記録「ハジェの予言、リヴァイアサン」より。


   



どの像がどの半神なのか、想像してみるのも面白いかもしれません。


 
  2016年9月25日(日) <豊穣の神ゴンと、失われた財宝>


マリアノープルの噴水などで見られる、石像についてです。

以前(2016.3.19)調べたなかでは、3体の石像はクレセントスローンに縁のある人物であろうと推測されました。

しかし、謎も多く残りました。



なかでも最も大きな謎として残ったのが、
このうちの1体がもっている、巨大な鍵のようなものです。



(こちらはクレセントスローン城内で撮影)

他2体がもつ本や剣とちがい、鍵というのはとても奇妙に感じます。


今回、その鍵の手がかりになりそうなものを、公式ページから発見しました。

ウェストマリーに国家ができた際に建てられるという、
ゴンの石像です。



少しだけ形がちがいますが、とてもよく似ています。

衣装にも、鍵のデザインが施されています。
ゴンと鍵には、なんらかの結びつきがあるようです。

ちなみにゴンというのは、最初の遠征隊の一員である、ドワーフのオローが神になった存在。
対応する適正は鉄壁。豊穣の神とされています。
作物の種を束ねるアイテム「ゴンの祝福」に、名前がついていますね。

また、時間を巻きもどす能力も手に入れていたとされます。


(機械の修理に使う「ゴンの砂」。これもゴンの能力に由来している。)

さてこのように、人びとはゴンに由来する道具をよく使っているわけですが、
ゴンの石像がもつ鍵と、クレセントスローンにも何らかの繋がりがありそうです。



その手がかりを、『キデラリングの考察』から読み取ってみます。

クレセントスローンの王位につくためには、「試練の迷宮」と呼ばれる危険なダンジョンを突破しなければならない。
これは、最初の王ソルズリアンが決めた条件である。
しかしソルズリアンは、「試練の迷宮」を突破するための財宝を、こっそり子孫に受け継がせていたらしい。
ある時期を境に迷宮から生きてもどれる者が激減したのは、その財宝が失われたからではないか。

というのが、『キデラリングの考察』に書かれている内容です。




キデラリングは、現在のクレセントスローンの女王が作ったものです。
つまり、比較的最近になって作られたもの。

では、ソルズリアンが(約2000年前に)持っていたとされる財宝とは・・・



ゴンの石像がもっているこの鍵、かもしれませんね。

そう思って見ると、
左手にもっている本も、気になってきます。



噴水の石像(左端)も、本を手に持っている。

さらにゴンの王冠についている、氷の結晶のような星の飾りは、



クレセントスローンの旗のなかにも、似たデザインが複数見られます。

財宝は、一つではなかったのかもしれません。

では、財宝はなぜ失われたのでしょうか。
『キデラリングの考察』では、その原因については触れられていません。
そもそも、ソルズリアンが財宝を手に入れた経緯も、明らかではありません。
でももし、ゴンやその関係者から奪ったものであったとしたら・・・
ドワーフたちが関係していたとしても、不思議ではありませんね。

3.0の新種族ドワーフが登場したら、何かわかるかも?



ちなみに、スパーキングビーチで敵対しているドワーフたち。


彼らは「シャティゴン軍」とされていますが、
「シャティゴン」は、翻訳のぶれであるように思われます。


↑英語版の「ゴンの祝福」。
"Shatigon's Blessing" となっている。
つまり、「シャティゴン」は、ゴンのことです。

であれば、彼らはゴンの軍隊ということになるから、
本来ゴンの持ち物である財宝を奪い返したのだとしても、不思議ではないわけです。




今回の推測に基づくと、マリア噴水で剣をもっている石像は、イリオン王子ということになります。
イリオン王子は、マジックアイテムに頼らずに戦争で成り上がったから、
剣という象徴がよく似合います。