いろは坂通りを歩く（その8）

いろはざかどおりをあるく

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さて前回の続きです。愛宕（あたご）北通りの緑地に面した左側の歩道を進んでください。

しばらく歩いたところで、「愛宕第一公園」と書かれた看板が見えてきました。その横に、少し急な勾配の階段があります。気合いを入れてぐいぐい登ってみましょう。

登り切った高台に、どこか昭和の風情を感じさせる団地があります。愛宕団地です。

ジブリの映画「耳をすませば」の主人公・雫のが住む団地のシーンは、ここがモデル地だと言われています。すぐ近くに給水塔があり、それらしい雰囲気が感じられます。

とは言っても、映画は風景を忠実に再現しているわけではないので、場所を正確に特定することはできません。住民の迷惑にならないように気をつけましょう。

かもきち流に「いろは坂」をぶらぶら歩き、その先までちょっと足をのばしてみました。帰路は同じ道を逆に歩いてもいいですし、途中の停留所でバスに乗る手もあります。

おつかれさまでした。

（2022年8月）

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