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「冬水田んぼ」についての記事  山本 克郎氏のメール投稿 (2006.11)
   
※山本氏から幹事会への投稿メールを掲載いたしました
 今日の日経の春秋に峯浦さんが提唱されていた「冬水田んぼ」が取り上げられていました。
新刊の「水田再生」を是非読みたいと思っています。

日経 春秋(11/1)

 黄金の波が消えた晩秋の田は少し寂しい。けれど、水を抜かずに「冬水田んぼ」にすれば、フナもドジョウもミミズも冬を越し、翌年にはカエルが鳴きトンボも飛び回る。冬場には北から雁(がん)や鴨(かも)が渡ってきてにぎやかになり、田も肥える。


▼2000年も同じ土地で同じ作物を作り続けている日本の水田稲作は、世界で最も「持続可能」な農業の一つといっていい。その豊かな水田生態系が、開発や耕作放棄で失われようとしている。危機を脱出するお手本は、なんと米国にあるらしい。米国農業といえば、環境そっちのけで、農薬、肥料を大量投入するというイメージだが……。


▼米国は環境に配慮した農業を促す政策では、圧倒的な先進国。水質や土壌の保全、湿地の回復、野生生物の保護などの事業に対して、農家に直接費用を支払う仕組みが充実している。EUでも今春から環境助成制度がスタートした。WTO交渉でも、一般の農業補助金と違って、グリーンボックスと呼ぶ環境保全策はあまり非難されない。


▼そんな事情もあって、欧米では環境を主題にした農業政策が急速に厚みを増している。日本の国策はまだ緒についたばかりだが、各地の農業者、企業、NPOなどの自律的な事業が、野火のごとく広がっている。新刊の「水田再生」(鷲谷いづみ編著)に詳しい。


 
■「ふゆみずたんぼ」について  峯浦 耘蔵氏のメール投稿 (2006.11)
   ※峯浦氏から幹事会への投稿メールを掲載いたしました。
 ふゆみずたんぼは、お便りのように水田の革命とも、評価されています、去年ラムサールの指定を蕪栗沼がなりました、併せて、水田まで含んだのは、世界で始めての事です、


 水田の化学肥料、除草剤の使わない、岩沢先生の不耕起栽培を全面的に組み合わせ、生態系を確立したことです。冬に水を張り、生物の生態を復活、不耕起ですから微生物も、土層によって、生育しますので土地も肥え、藁を餌にしての、さやみどりなど、藻類の繁殖など、自然の生態に準じた米つくりです。


 日本の米作りは農薬漬けで嫌われて居ましたが、労働力で行きつまり、今日の消費も、減じました。しかし米作りも、一日の米代が、農家の手取りでは、30キロ6000円ですから、1キロ200円(1キロ6,6合)です。1日の米代100円以下ですので高い安いで、議論しないで、、消費者もよい米作りに参加して、農薬の使わない米を食べて、貰いたいものです。


 米は民俗の復活につながる文化でもあります。長寿食として世界で見直してきていると聞きました。勿論私は腹減った時代の身体かも知りませんが、毎日3食ご飯ですが、飽きることはありません。こどもたちも米で育てました。米が、安全な食品に育てて、自給率を高めたいものです。便利過ぎて、添加剤を含む食品こそ、健康に心配になってくることを、少子高齢の対応にしたいものです。今元気で活躍中の岩淵茂紀先生に論文を送ってもらいます。


 
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