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瀬戸内活動報告 永瀬会員・小林会員
 今年は全国研修会に瀬戸内からは残念ながらだれも出席できないということで、活動報告をお送りいたします。


1.海外活動
 ラオス国北部ルアンナムター県にある少数民族の村で、以前から有機農業を中心とした果樹栽培や堆肥の利用促進と野菜の栽培促進を行ってきました。今まではルアンナムター県の農林局との共同活動でしたが、そろそろ活動を広げるべく、県レベルでなく、外務省、農林省ともMOUを締結し、正式な海外NGOとしてラオス政府から承認をとることにしました。外務省との協議を重ねた結果、そろそろMOUの締結ができる運びになっています。
 今までは単なる、お調子者のボランティア親父の集団でしたが、これからは国際NGO として動き出しそうな感じです。でも活動のベースはやはり少数民族の村人と一緒にあるものですから、そこを忘れずに継続していきたいと思います。
 また何度か投稿させていただきましたが昨年から、南部アフリカのザンビア国で環境衛生の活動も始まりました。ザンビア大学獣医学部と共同で、貧困者居住区でのコレラ感染予防について、農業との組み合わせで何とかできないかというような活動内容です。
 また、災害援助関係の活動では、以前から付き合いのあるバングラデシュで洪水に伴う感染症の予防について、ダッカ大学、バングラデシュ工科大学、シャハジャル工科大学とともに活動をしています。
 また以前、うちの農場で研修を受けてくれた2人のカンボジア人からぜひとも現地で畑を見てほしいということで、今年の冬には一度のぞきに行ってみようかとも思っています。


2.地域活動
 地域の活動では、地元の灘崎町消防団が市町村合併により岡山市消防団に編入されたことで、一時、活動が停滞いたしましたが、やはり自衛活動ということで滞りがあってはいけないないということで、組織が大きくて難しい中、以前のように小さな単位でしっかりしなければならないということになり、再び活動が盛んになってきました。これはいいことだと思います。ただ、岡山市の組織になったことで、いろいろな活動資金が不足がちになることはしょうがないことでしょうか。


3.経済活動
 とかけばご大層ですが、百姓仕事でございます。今までは誰の口に入るのかわからないような売り方はしないという方針で、一切市場出荷は行っていませんでしたが、このごろの流行で地産地消運動が盛んになり、スーパーにも出荷するようになりました。地元のこだわりの野菜を紹介できるいいチャンスでもあります。たとえば来年はきゅうりを出荷しますが、うちでは四葉(スーヨー)きゅうりという品種を作っています。このきゅうりは皮が柔らかで身がしっかりとし、シャキシャキした歯ざわりといい香りが身上のおいしいきゅうりなんですが、形と大きさのそろいが悪いことから、市場からは排斥されています。今はピカピカしたいぼの優しいきゅうりばかりです。せっかく地産地消ですので、この地域にはおいしい野菜があるということを地元の皆さんに喜んでいただけたらと思っています。今はまだ少ない品目ですが、これからどんどん紹介していければと張り切っています。

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