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■「小島慶三文庫について」山本克郎 (2009.7)


小島先生の志を継ぐにはその人となり、業績、足跡、志を尋ね、知り、判り、それを学んで生きることの意味を理解することが必要です。しかし、残念ながら小島先生の残された優れた業績、足跡はこの時代の流れの中で時間の経過とともに遠退いて、多くの人々はその著作を読むことすら出来なくなっています。
小島先生の著作を中心にして「小島慶三文庫」設立して保存し後世に伝えることが是非必要です。小島先生と先生が提唱されたヒューマノミックスを学ぶためには、その人を知り、その思想を知ることが必要です。先生もシュマッハーの著作を翻訳されていますが、その中に、「シュマッハーの人と思想」についてと同時にその著作に関しても書いておられます。小島先生を知り、理解して、ヒューマノミックスの思想を学ぼうとすれば、小島先生の著作を読むことが不可欠です。しかし、現時点では殆ど書店で求めることが出来ません。これでは、志を継ぐにも継ぎようがありません。
広く多くの人々が“小島慶三とその思想”を知り、理解するには少なくともその著作や業績を社会的に公開する努力が必要です。


小島先生の志を継ごうと考えたとき一番先にこの問題にぶつかりました。そこで、先ず「小島慶三文庫」の設立を提案しました。理想的なイメージを描けば、大学図書館等で、全ての先生の蔵書を引き受け、整理し公開する。これに加えて、先生がめざした「ヒュマノミックス研究の集大成」に関連する文献と資料を蒐集し、整理して公開する。資料には書間、講演、コラム、新聞や雑誌の記事、紙だけでなく、音声や映像を含めた資料等を加えたになることが望ましい。
しかし、これを現実することは難しい幾つもの障害があります。私達は、そこを目指しながらも、今出来るところから、できるやり方で実現していきたいと考えます。それで、実現すべき必要最小限度の課題は先生の手になる84冊の著作を蒐集して読もうと思う人が読めるようにすることです。これを軸に、小島先生に関する資料及び先生が提唱されたヒューマノミックスに関連する文献・資料を収集し、整理して公開することを目指します。


そのために、
1) この仕事を担う人々をネットのメンバーを中心にして「小島慶三文庫」を設立する。
2) そのメンバーで、資料の収集を始め、その公開の方法と場所を検討し、並行してその活動を進めるために必要な資金を集める。
3) 資料が集まり、保管場所、公開の方法が決まれば開設する。保管、公開については会員の意見を聞いて決定する。
公開は、デジタル化すれば、Google によって世界中誰でも、何処でも読むことが出来る。
様々建設的な意見をもとにしてスタートすることが望まれます。


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