会員掲示板へ※パスワードが必要です!会員掲示板へ※パスワードが必要です!原稿の投稿をするにはKJKネット利用方法事務局へ問合せ
 トップページ>各会の活動報告 > 東京小島塾
| 前ページに戻る| トップページへ戻る |
 
 
「東京小島塾第8回例会」 (2011.08)
■小島志塾東京第8回例会の活動報告



■ 講話の概略
千葉商科大学政策情報学部 鮎川ゆりか教授を迎えて貴重なお話しを伺うことが出来ました。皆様に感謝です。

福島原発の実態と正確な情報がなかなか出てこない事実、自然環境問題の現状、経済優先でなかなか見直されない危機感、最後にシューマッハの1970年代で既に語っていた処の自然に即した生き方こそ大切なことの再確認と、多岐にわたり勉強させて戴きました。

お 話しを伺っている間に思い浮かべたのがイースター島の悲劇でした。それはポリネシア人が五世紀、島に移り住んで来て、緑豊かであった島が、モアイ像でご存 知のまつりごとの行き過ぎと限られた資源の現状に気が付いた時には既に遅く、7000人も居た人口が1500年頃から衰退し、枯渇していく資源をめぐって 争い、最後は喰人までしてしまった史実です。
イースター島は、2日もあれば隅々まで歩き回って自分の目で森に何が起こっているか 確かめられます。にもかかわらず、環境との適切な均衡を図るシステムを作ることが出来なかった。それどころか必須の資源を完全に枯渇するまで消費続けたの です。事実は、パニックになっても即開示しなければなりません。国民は官僚が思っているほど馬鹿では有りません。現在あらゆることがリンクしている訳で事 実を発表し注意を喚起させることで防げることがたくさんあります。と思った次第です。次回は、11月開催です。こんな話題を話してほしい等々、お便りをお 待ちしております。(佐藤昇)

■日時 2011年8月29日(月曜日)18時30分〜20時30分

■場所 日本プレスセンタービル9階会議場(東京都千代田区内幸町2?2?1)

講師 千葉商科大学 鮎川ゆりか教授 (上智大学外国語学部英語学科卒。ハーバード大学院環境公共政策学修士修了)1997〜2008年までWWF(世界自然保護基金) 気候変動プログラム・特別顧問。1988〜1995まで原子力資料情報室の国際担当


第8回例会レジュメ

 
 このページの上へ各会の活動インデックスへ

Copyright(C)小島志ネットワーク All Rights Reserved.