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「東京小島塾第14回例会」(2013.2.4)

講師 磯浦康二様 年末衆議院選挙奮戦記  2013年2月4日

名古屋市立大医学部卒小児科医師、磯浦東氏(38歳独身)は愛知三区(昭和区、緑区、天白区)に日本未来党にて出馬。病院を1ヶ月休暇をもらって臨む。供託金は比例区300万円、小選挙区300万円が必要。6年間で1000万円を貯めて参戦した。
日本未来党は、11月27日に旗揚げ、12月4日公示だが、みんなの党と間違われるほど知名度が無かった。あまりにも準備が足りなかった。三区はそれでも自民党も民主党も共産党も飽き飽きしている票の受け皿となり善戦、落選成るも磯浦東氏39,861票を集めた。
出馬する為の申請書類が思いのほか複雑で作成が大変だった。選挙七つ道具の一つ、チラシ11万枚に選管認定の小紙を貼らないといけない。(貼り終えるのに7日間掛かった)つまり指の力が必要。そして選挙カーの後を自転車で選挙区を巡回したので脚力も必要だった。因にチラシ7万枚を新聞折込みしたが、その料金は1枚当り2円50銭。
終わってからも大変。事務所の片付け、借りたコピー機や電話機の取り外し等、本人は翌日職場復帰してしまった。一方選挙管理事務所に12月16日投票終了後12月28日までに経理等報告書を提出しないといけない。
感激したことは、20代の応援者が事務所に駆けつけ、磯浦氏の出馬によって投票棄権をしないで済んだ。と言われた事。
問題点として、前時代的であるが選挙中インターネットを活用してはいけない事。米国は20年前からネットで資金集めが可能。日本は今年解禁になる予定。
期間中、主義主張を告示する立会の演説会もない。これで選挙と言えるのかと思う。選挙期間中は、睡眠2時間位のため、妻は1月中旬まで体調不良になってしまった。

大政党は、党がいろいろと面倒を見てくれるとの事、新生の党は、こんなにも大変なことを目の当たりに伝えて頂いた。今後の選挙のあり方、事務手続きの煩わしさ、本来すべき事が出来ない現状等々。そんな旧態以前で改善すべき点が判るのに、官僚体制の中、変わる事の難しさを教えて戴いた。(佐藤昇)

例会参加者(敬称略)、草刈啓一、富田健司、三浦佐久子、木呂子真彦、大石則幸、水沢魁蓮、佐藤昇





 
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