第5回東京・荒川市民マラソン |
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2002年03月24日開催 |
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■ 距離:42.195km(フルマラソン) |
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天候:晴れ後半曇り |
■ 記録 |
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3:06:21(191位:男子陸連登録部門) |
■ 感想記 |
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3日前の3月21日に、多摩湖駅伝大会に所属クラブ霞ヶ丘楽走会のチームで参加し、最終調整のつもりが、つい一生懸命走ってしまい、昨日まで足にちょっと疲れが残り不安でした。 でも、今朝はだいぶ回復している様子で少し安心。 スタートから、1km毎に距離表示があるので、ペースを確認しながら、走ることができる。こんな表示のあるレースは他に知らない程親切である。早朝の気温は低めだったが、昼は高くなりそうだ。 スタートからライン通過までが12秒とまずまず。最初の1kmは4分30秒くらいで入ったが、次の1kmが4分5秒に上がる。少しオーバーペースの感があるので押さえ、4分10秒前後に調整する。km毎の表示があると、こんな管理がしやすいが、ちょっと気にし過ぎることになるかも。暑くなりそうなのでエイドでは必ず水をすこしづつ取ることにする。最初の5kmが21分05秒。15kmまではほとんどイーブンペースで行けた。15km地点は芝生を周回し、ここからUターンする。ここから川上に戻るので少しは上りになるのか、ラップが10秒/kmほど落ち始めた。当然のことだが、マラソンは少しずつペースが落ちていくものだが、それをどこまで抑えることができるかがいつも問題だ。15kmからは、1秒/km程ずつじわじわとペースが落ちていく。土手で、同好クラブの千葉さん、阿久津さんの声援を受ける。「あれっ、阿久津さん出てなかったの?」と、ちょっとびっくり。 30km地点は、ちょうどスタート地点で、ここでリタイアする選手が増える。結構早い選手でもリタイアしている。私としては勿体無いと思うのだが。 私のペースは最初から見ると、20秒/km程落ちている様子。 心肺は苦しくないが、足にかなりきている。乳酸が溜まってきているのか。 エイドでもらったブドウ糖の塊が喉に引っかかりむせたり、バナナが消化不良で気持ちが悪くなったり、普段は起きない股ずれが起きたり、足の親指の付け根が痛くなったり、足の裏全体が腫れたような感じになったり、30kmからゴールまでは、次々と体のあちこちが異常を知らせてくる。そして、不思議な事にこれらが一度には起きないで、入れ替わり立ち代り起きるのである。これは、かなり精神的な要素があるのであろう。体をだましながら、我慢をどこまで続けられるか。我慢比べだ。最初は短かった1kmが35km以降は本当に長い。倍くらいに感じる。35kmは最も苦しい所とよく言われるが、本当にそうである。40kmを過ぎると、あとは2kmとちょっと。でもこれからの2kmがさらに長く感じる。とかなんとかしているうちに、ようやくスタート地点の看板が見え始め、ゴールに近づいたと分かった。 最後は写真をとるとアナウンスされて、ゼッケンを見せてここだけでも元気にフィニッシュ。とにかく、完走できてまずは満足。 |
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ゴールシーン(402が私です) (レース後運営委員会から送付される) |