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7回東京・荒川市民マラソン

7回のレースは天候に恵まれました。前日の20日は、東京は3月下旬にも関わらず、ボタン雪が降る寒さでした。当日の天候が心配でしたが、だんだん良くなると言う天気予報がずばり当たり、レース当日は朝は霧が出て気温はさほど上がらなかったものの、スタート時点では霧が晴れて気温も上昇しました。また、前日の雨のお陰で地面が湿っていて埃が立たず、その点でもよいコンディションでした。

今年は荒川が大正13年に通水されてから80周年にあたるそうです。荒川は自然の川ではなく、パナマ運河の開削技術を活用して作られた人口の放水路なんです。その前は周辺では洪水の被害が頻発したようです。国土交通省がその当時の写真を展示していました。そう言えば国道交通省は主催者の1人なんですね。色々勉強になります。

20040321日開催

  距離:42.195km(フルマラソン)

 

天候:晴れ 最高気温:12.6

  記録

30554  一般男子50歳台:35/2465名  一般男子総合順位:282/10558名 総合順位:579/13587名  

  参加者数

   

フルマラソン出場者合計13587

陸連登録男子 

陸連登録女子 

一般男子

一般女子    

863

153

10565

2006

 

  レース記

今年は、ちょっとしたことですがランナーにとってはかなり大きなアクシデントがありました。

レースの申し込みは、陸連登録の部と一般の部に大きく分かれ、一般の部はさらに年齢別に分かれています。レース紹介で書いたように、陸連登録選手は一般の部よりスタート地点が前になるので、タイムを競うにはスタート地点により近い場所、つまり陸連登録の部が有利なので、私はいつも陸連登録の部で申し込んでいます。

スタートラインに近い所からまず陸連登録選手が並び、その後に一般ランナーがゼッケン番号の若い順に1000番単位でグルーピングされて並びます。ちなみに一般ランナーのゼッケン番号は申込時の予測、あるいは過去最高タイムの申請によるものです。

今回も陸連登録の部で当然申し込んだと私は思っていたのですが、配布されたゼッケンは一般の部の番号でした。最初は判らなかったのですが、なんとなくゼッケン番号が大きいなと思っていました。原因は私の記入ミスでしょうが、問題はスタート場所です。今回の私の番号は2579番のゼッケンでした。ちなみに陸連登録の男子選手は1063番までです。一般の部では最も前が2000番グループで、私はそこにはなんとか入れたのですが、その前に陸連登録選手が男女合わせて1000名ほどいたのです。

スタート2分くらい前になると、各グループを仕切っていたロープが外され、前に出るように促されました。前に並んでいる陸連登録選手の中に入ってできるだけ前へと進もうとしますが、これにも限度がありました。スタート直後、スタートラインまで行くのに28秒かかりました。陸連登録の部にいてもその最後尾ではもっと時間を要することもあるでしょう。私の知人は陸連登録でも40秒ほどかかったようです。

しかし、この28秒の影響はスタート後も続きました。最初の5kmとその次の5kmとでは、ラップが40秒ほど上がりました。つまりスタート後も混雑によってペースが制限されたわけです。

 

  レース結果

上述のようにスタート前には気持が動揺しましたが、スタート後はすぐに落ち着きました。

目標をサブスリーに設定しましたので、415/kmがイーブンの目安です。つまり5kmでは2115となります。

レースのペース設定は、後半のペースダウンを予測して、少なくともハーフまでは20分台前半/5kmを維持することを目標としていました。

しかし結果としては、

最初の5kmはスタートの遅れもあって21分半/5kmとなり、

10kmと、15kmまでは20分台/5kmをなんとか維持できたものの、

20km以降に21分台/5kmとなり徐々にペースの目標をオーバーしていくこととなりました。

25kmではとうとう415/kmを越えてしまい、

30kmでは前半のわずかな貯金も使い果たして、サブスリーペースの30km地点途中時間2時間7分半を越えてしまうことになってしまいました。

35km22分台/5km40kmではさらに24分台後半/5kmとなり、かなりのペースダウンです。

42km地点で、かなり前半に追い抜いた女性ランナーに追いつかれ抜かれそうになりましたので、このままずるずると遅れてしまう悪いパターンを振り切る気持でラストスパートし、なんとかフィニッシュいたしました。

結果としては、このレースで二番目の記録でしたので、まあまあと思いたいのですが、またもや35km以降のペースダウンとなりました。

持久力のある筋力をつける練習をしてきたつもりでしたが、結果はそうとはなりませんでした。

私は冬の間、量は少なくても私なりに質を上げる練習を以前よりはしたつもりでしたが、結果として功を奏しませんでした。何か原因はないかと振り返って見ると、冬はスパッツを履いて練習することが多かったのですが、最近のスパッツは筋肉を支持するような機能裁断となっています。つまり軽いサポーターの役割りをしているのですが、私はこの機能がひょっとして練習には逆によくないのではと思い、このレース以降は練習ではスパッツを履くのをやめました。せっかくの筋肉を鍛える練習に筋肉をサポートするものを履いては意味がないのではという気持です。あまり関係ないかもしれませんが、なんでもやってみることにしました。しかし、もちろん、長距離走、山岳トレイルランやレースでは必要に応じスパッツは履くつもりです。

 

 

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