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18回巨峰の丘マラソン

20020915日開催

  距離:20km

  記録

 

012131   総合54/ 710名中

  レース記

20kmコースのスタートは930である。会場まではJR塩山駅からバスで送迎される。8時過ぎには会場に着いていたいので、塩山駅751着の電車で行くことにする。JR八王子駅で霞ヶ丘楽走会の中村さん、木島さんと待ち合わせて、634発の電車に乗った。お二人は常連なので色々情報を仕入れる。休日の早朝は電車の本数が少なく、家を出たのは535

駅から会場までは専用バスで送ってくれるが、料金250円。よく無料送迎バスの大会もあるが、全員が使うわけではないので、参加料を安くするためにはこの方が良いのかもしれない。この大会は参加者名簿もなく、経費を絞っていることが分かる。良いことだと思う。そのかわりに参加賞には巨峰のプレゼントがあるのがうれしい。

会場には運動場外周に沿ってテント張りの、受付、模擬店、大会本部などがあり、中央がゴールとなっている。隣接の体育館が着替え場所なので、雨でも濡れる心配がない。

この町全体が丘陵地帯なので辺りは坂だらけだが、会場も周りから少し高い所にあり、レース前のアップも坂道ですることとなり、10分くらいのジョグでかなりの汗が出た。

スタートはグランド脇の道路から。狭くて選手は道路からはみ出していた。結構ゆっくりのランナーも前に並ぶので、タイムを競う場合は特に前に並んだ方が良い。スタートするとすぐに急勾配の下り坂。それから200mほど走ると、登り坂が始まる。「前半はずっと登りだよ。」と聞いていたが、どの程度のペースで行けば良いのか迷う。登りにはちょっと自信があったが、続くときつい。登りがかなり続いたところで、ようやく平坦な箇所が出てきて「ずっと登りではないんだ。」とホッとする。平坦な箇所や短い下り坂も時々あることが分かったので、登りはかなり目一杯のペースでも何とか最後まで持ちそうだと思えた。前半中盤途中、近くの女子選手が沿道の係から2番だと告げられた。どうも女子で2位らしい。

10kmを過ぎ、後半に入ってからは下り坂が中心となるが、登りきってすぐには体が対応できず、下りが始まってもスピードは上がらない。500m位走るとようやく体が対応でき、スピードが上がってくることが体感できる。前半登りが続いたせいか、平地がなんと楽に感じることか。さらに下り坂は言うまでもない。あとで見ると時間的にも前半と後半の時間の差は12分ほどあった。

この大会はロードレースではあるが、クロスカントリーレースともいえる大会であった。前半の登りでどの程度体力を使えば良いのか、ペース設定の判断に悩む。一方後半は下り中心であるので、かなり一杯のペースで行っても持つかもしれないが、後半最後でペースダウンする選手も見受けられ、これもペース設定がなかなか難しいレースだった。

レース後は、会場で巨峰をたらふく食べ、近くの公営温泉で汗を流して帰路についた。始まった時刻が早かったので、まだ明るいうちに帰宅することができた。この大会は、アップダウンが厳しくタイム的には記録は狙えないが、他のレースとは違った駆け引き、ペース設定を体験でき、そして地場の特産を堪能できる楽しい大会であった。

 

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