ランニングから見たまち

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多摩地域の都立公園を走る

(2007.03.25)

都立長沼公園内 野猿の尾根道

東京多摩地域にいくつかある都立公園をめぐってジョギングをいたしました。これらの都立公園は都心のものと違いってアップダウンがあり、トレーニングにはもってこいでした。近くのランナーの恰好のトレーニング場となっているのではと思いました。天候はあいにくの雨でしたが、予定どおり決行しました。

■ 走行距離

13.25Km

■ 活動日

2007325日(日)

■ 天 候

■ コースの紹介

今回のコースは、スタートは多摩センター駅。野猿街道から、都立長沼公園を通り、都立平山城址公園を経由して、最後はまちを走るシリーズその9でもご紹介した、多摩テック・クアガーデンです。

計画していたコースは、

多摩センター駅(スタート) 〜 多摩ニュータウン通り 〜 野猿街道(都道20号線→都道160号線) 〜 都水道局絹ヶ丘給水所横入る 〜 住宅地 〜 都立長沼公園 〜 NEC平山団地・平山六丁目〜都立平山城址公園 〜 平山台団地〜都道155号線 〜 動物公園通り 〜 多摩テック・クアガーデン(ゴール)

 

しかし、かなり激しい雨のため視界も悪く、都立長沼公園内で当初予定のルートを二度もはずしてしまい道を南にそれて一旦市街地(下柚木)に出てしまい、迂回してまた公園に戻りましたが、長沼公園の最後の部分でまた脇道にそれ、予定より手前で降りたため、予定とは異なる出口に出てしまいました。)、それで平山城址公園に続けて行くことが出来ず、予定のコースとは異なりました。(下記赤字が変更ルート)

多摩センター駅(スタート) 〜 多摩ニュータウン通り 〜 野猿街道(都道20号線→都道160号線) 〜 都水道局絹ヶ丘給水所横入る 〜 住宅地〜都立長沼公園 〜 南にはずれ下柚木に一旦出てまた長沼公園に戻る 〜 北野街道〜都道155号線〜 平山台団地〜都立平山城址公園入り口 〜 平山台団地〜都道155号線〜動物公園通り 〜 多摩テック・クアガーデン(ゴール)

下図の赤線が走ったルート。

途中赤点線部分が当初予定していた部分。

 

参考:距離と所要時間

区間

区間距離

km

累計距離

km

LAP

(分:秒)

SPLIT

(時間:分:秒)

速度

(分:秒/km

1. 多摩センター駅〜多摩ニュータウン通りを大栗川橋北から野猿街道へ

2.79

2.79

2111

2111

735

2. 〜野猿街道(都水道局横細道を入る)

3.39

6.18

2535

4646

732

3. 〜都立長沼公園入口

0.21

6.39

139

4825

751

4. 〜都立長沼公園内〜途中公園からはずれ再入場〜長沼公園出口

1.84

8.23

2535

11400

1354

5. 〜北野街道〜都道155号線〜平山城址公園入口

2.78

11.01

2227

13628

804

6. 平山城址公園入口で折返し〜都道155号線奥山橋下分岐点

1.02

12.03

527

14226

520

7. 奥山橋下分岐点〜動物公園通り〜多摩テック・クアガーデン入口

0.83

12.86

506

14732

608

8. 〜多摩テック・クアガーデン

0.39

13.25

335

15107

910

■ ルート説明

多摩センター駅(スタート)〜多摩ニュータウン通り(大栗川橋北)〜野猿街道(都道20号線)

       多摩センター駅コンコースで

雨の中の多摩ニュータウン通り

 

松ヶ丘のトンネル上の遊歩道

多摩センター駅に午前830集合。天気は雨。あいにくの天候にもめげずに集まった参加者は、霞ヶ丘楽走会メンバー3名。

多摩センター駅は京王線、小田急線、多摩モノレール(多摩都市モノレールとも言う。どちらが正か定かではない。)の3線が集まる主要駅。京王線、小田急線は平行して並び、モノレール駅はそれらと200mほど離れてデッキで結ばれている。

京王線、小田急線の両駅共用のコンコースを北西口から下りて、頭上を走る多摩モノレールの高架ラインに沿い右手(北)方向に200mほど走り、多摩ニュータウン通り(都道158号線)に出る。

この交差点を左折し、西へ向かう。この道路は中央分離帯のある片側二車線の立派な道路で、歩道も2名が並んで走ることの出来るなかなかのものだ。多摩ニュータウンの主要道路の一つである。多摩ニュータウンは、多摩丘陵の地形の影響や、一方恐らくこの街が建設されたころの計画志向により、街の骨格が碁盤目のような画一化を避けたプランニングをしている。つまり、街を形作る道路が直線的ではなく、大きくカーブを描いているものが多いのだ。東西に走るこの多摩ニュータウン通りや南大沢方面からくる南北の道路もそうだ。そして、それらの幹線道路を基軸としているので、住宅街の細街路の線形も同様に曲線的だ。だから、走っていると徐々に方角が変わり、方向感覚がずれてくることがままある。この多摩ニュータウン通りは1kmほど行くとすぐにトンネルとなる。その上には集合住宅の緑地が覆いかぶさっている。走っていた歩道はトンネル手前から徐々にスロープで自然にトンネル上にあがり、遊歩道となって400mほど続く。そしてトンネルが終わると、またスロープで下り多摩ニュータウン通りの歩道につながる。トンネルを過ぎて約1kmで大きな交差点に出るが、この交差点を右折する。ちなみに、反対方向に行くと京王堀の内駅に出る。100m程で大栗川を超え、野猿(やえん)街道に出る。

野猿街道(都道160号線)〜都水道局絹ヶ丘給水所

 野猿街道、いかにも山の中の街道らしくていい。謂れは諸説あるようだが、じっくり調べてみるのも面白いかもしれない。この野猿街道に入って西の方向、つまり北野、八王子方面に向かう。野猿街道は、八王子市多摩市を走る道路で、八王子駅から聖跡桜ヶ丘近くの川崎街道までを結んでいて、さらにその延長線が府中市まで延びている。この野猿街道も、多摩ニュータウン内はしっかり整備され、歩道も広い。ニュータウン内の道路は計画されて作られたせいか、皆歩道が広い。野猿街道に入って1.2kmほどで二股に分かれるが、右手が野猿街道で、カーブしながら続いている。もう一方は最終的に国道16号線にぶつかるようだ。ここからは若干の登りが緩やかに続いていく。ジョギングにちょうど良い勾配。このあたり周囲は里山というか、林に囲まれ、山の中の様相をしている。右側は恐らく長沼公園の林かなと推測。先ほどの分岐から2km弱で野猿峠となる。ここの左手に、八王子大学セミナーハウスの案内看板が立っている。私は、大学新入生の時(30数年間前)にこのセミナーハウスで新入生オリエンテーションを受けたことがあり、懐かしい名だ。ああ、こんな所にあったのかと思った。懐かしい。ここの建物は、フランスの画家で建築家のル・コルビジェの直弟子、建築家吉阪隆正氏の設計で、クサビ状に地面に突き刺さっている管理棟建物が、若い学生の目には印象的だった。なにせ、コンクリート打ち放しの外壁が斜めに覆いかぶさってくる迫力のあるものだった。そして宿泊施設は2人部屋のロッジが斜面に沿いクラスター状に曲線的に配置されていた記憶がある。しかし後で調べると、このロッジ群はもう解体されて、別の宿泊棟に建て替わったようだ。夜ロッジで酒を飲み語り合い、翌朝靄の中、眠い目を擦りながら屋外の洗面所で歯を磨いた記憶が懐かしい。峠を通り過ぎながらこんな記憶が一瞬蘇った。

参考までに八王子大学セミナーハウスHPURLは、

http://www.seminarhouse.or.jp/index.html。 である。

野猿峠を過ぎると、すぐに東京都の水道局の建物があり、これの脇に右に入る細道がある。

都水道局絹ヶ丘給水所横入る〜住宅地〜都立長沼公園

                   都立長沼公園入り口

                   公園内野猿の尾根道

 細い住宅街の道をカーブしながら登ると長沼公園野猿口に辿り着く。住宅地にしては結構な勾配。長沼公園はこの野猿口から続いて尾根伝いの道となる。この尾根伝いの道は野猿の尾根道と呼ばれ、公園の南端部に位置する。この公園は全体に北斜面から成り、野猿の尾根道からなだらかな斜面が延びている。天気が良ければ見晴らしが良いと思われるが、あいにくこの日は激しい雨と霧だった。この野猿の尾根道からは、図のように公園内の幾つかのルートが延びているようだ。

この野猿の尾根道は途中南側(右手)の市街地の方にも分岐があり、我々はそちらの方に引かれて行き、結果として下柚木に下りてしまった。この野猿の尾根道から急に下りになったら、要注意だ。公園からはずれたと思ったほうが良い。途中で道を聞いて、また公園に脇から入り、また野猿の尾根道を走った。尾根道の終わりは平山口と呼ばれているが、我々は今度はその手前で左に下ってしまい、予定とは違うところに降りてしまった。このルートはかなりの急勾配で、雨のため足元も悪い。途中、両側は私有地という看板あり。降りた先には、カタクリ観察会の標識があった。後で調べると中谷戸というところに降りたようだ。ここに駐車場があり、長沼公園の全体案内板があった。ここで駐車し公園に行くことができるようだ。参考に、長沼公園関係の東京都公園協会のサイトがあるので紹介する。

http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index067.html

雨にもかかわらず、出口近くには数人のハイカーがいた。相手も雨の中を我々が走って上から降りてきたので、無言だったがかなり驚いていた。

都立長沼公園〜北野街道〜都道155号線〜平山台団地〜都立平山城址公園入り口

          京王線と平行して走る北野街道

          都立平山城址公園入り口

計画よりも手前で降りてしまったため、続けて平山城址公園に行くことはあきらめ、北野街道から京王線に沿い平山の市街地を経由して当初予定のルートとは反対側から、つまり東側から平山城址公園に向かった。上の地図(ここをクリックすると上の地図に)の点線部分が計画ルートで、赤実線が実行ルートだ。北野街道から右に折れて都道155号線に入り、唐木田方面に向かう。この道はまちを走るシリーズその9で、平山橋から走った道。途中、奥山橋下という場所で分岐し、左にカーブして行くと多摩動物公園方面。ちなみに奥山橋とは、この155号線に架かるこの近くの陸橋のこと。155号線の両側の住宅地は高台となっているので、両方の住宅地を結ぶ道路が155号線とこの陸橋で立体交差している。この分岐を左折せず真っ直ぐ走る。500mほどでトンネルになるが、その手前で右側に折れ、若干登りながら、平山台小、京王研修センター、東京薬科大学などの横を順に道なりに進むと、平山城址公園入口に辿り着く。155号線から入って公園までは、500600mほどの距離。

今回はこの平山城址公園には入らなかったが、中を少し覗いた。長沼公園と比べるとやや小ぶりなイメージ。案内板によると、この公園も斜面にいくつかの散策路があるようだ。入口には地図のほか、公園の樹種などの説明板がある。

長沼公園から伸びる野猿の尾根道は長沼公園を出ると一旦私有地となるようだが、またこの平山城址公園に続いている。この私有地は通り抜けができないようだが、今回はこのルートをはずしたので、このあたりの詳細は不明だ。いつの日かチャレンジしたい。

都立平山城址公園入り口折返し〜平山台団地〜都道155号線(奥山橋分岐点)〜動物公園通り〜多摩テック・クアガーデン(ゴール)

平山城址公園入口で、Uターンし、今来た道を155号線の奥山橋下分岐点まで戻り、今度は動物公園通りを多摩動物公園方面に向かう。ここは少し登り坂。1kmほどで、左手に多摩テック・クアガーデンの看板が見え、入口に到着。このあたりは、まちを走るシリーズその9に詳しく書いている。

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