ランニングから見たまち |
国分寺・国立を走る (2008.02.02) 武蔵台公園ジョギングコース |
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■ 活動日 |
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2008年2月2日(土) |
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■ 天 候 |
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晴れ |
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■ コースマップ |
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※ 図中、赤線が今回のルート |
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■ 距離・所要時間 |
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※今回の所要時間は合計=1:41:32(平均速度=6:08/km)意外に走りやすいコースでした。 |
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■ コース紹介 |
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@Start国分寺駅〜野川〜野川源流 |
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野川源流 (JR中央線土手下) |
国分寺駅には南北を貫通するコンコースがある。ここから南に向かって街中へ出発。小さな駅前広場を渡り南下する。道路に歩道はなく交通量が意外に多いので車に注意する。 数分で野川に到着。と言っても、ここでの野川は生まれたてのほんの小さな小川である。武蔵野を流れる川と言う事から、野川と名付けられたと聞く。源流はここから数百m遡る日立中央研究所内の湧き水ということだ。ここから多摩地域を南東に流れ、途中で仙川も合流して最後には二子玉川で多摩川に合流する。つまり多摩川の支流である。しかしそれでも一級河川である。この野川にぶち当たり、左手に野川を見ながら細い道路を走る。ただ、野川はすぐに家の裏手を流れ、なかなか川沿いに走ることは出来ない。 途中、国分寺〜国立間を結ぶ道路を横切り、さらに住宅地を北上するとJR中央線の土手下の管渠から流れ出る野川の源流を、フェンス越しに伺うことが出来る(左写真)。日立中央研究所内はこの線路の向こう側にある。 |
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A野川源流〜武蔵国分寺寺院群 |
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次は、源流から戻る形で南下し、また国分寺〜国立間を結ぶ道路に出る。これを右手、つまり国立方向に走る。そして最初の信号を左折すると国分寺崖線の湧水群へのルートとなる。道路角には「国分寺の湧水」とか「お鷹の道・真姿の池湧水群」などの標識があるので、分かり易い。ここは、日本名水100選にも選ばれたようだ。 国分寺のサイトhttp://www.city.kokubunji.tokyo.jp/ka/25kei/kankou/001.htmに詳しく書かれているので、参考までにご覧ください。その角を曲がると右手にすぐにマンションがあり、その先が緑地となっている。さらにその緑地の先は崖になっている。この崖は国分寺崖線と呼ばれ、立川から 幼稚園、消防署などを過ぎると薬師堂をはじめとした古い寺院が立ち並ぶところとなる。この境内を経由して、楼門(左下写真)まで走る。 |
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B武蔵国分寺寺院群〜お鷹の道〜武蔵国分寺僧寺跡 |
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向って楼門の右脇に石敷きの遊歩道があり、これをお鷹の道という(左写真)。ここを進むと湧き水のある場所に辿り着く。なぜお鷹の道と言うのかと言えば、このあたりは、殿様が鷹狩りの際に立ち寄ったところらしい。詳しくはhttp://www.city.kokubunji.tokyo.jp/ka/70bun/syoukai/kanko04.htmに書かれている。遊歩道沿いには湧水から出た小川が流れている。ここには蛍が生育しているようだ。幼虫が食べる貝を採らないように、注意書きがあった。この日、湧水部分は上述の工事のため近づくことは出来なかった。Uターンして来た道を戻る。楼門の向側に武蔵国分寺僧寺の跡があるので、その原っぱへ向かう。僧寺跡には建物がなく、昔の建物の礎石のみが残っている。 |
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C武蔵国分寺僧寺跡〜エックス山 |
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武蔵国分寺僧寺跡を散歩していたワンちゃんに挨拶し、今度はエックス山へ向かう。エックス山は、地元の子供たちは多分よく知っている場所だ。山と名づけられているが、実際は山ではない。国分寺跡から北上して、昔の国鉄中央学園跡地を(財)都市機構が開発したマンション群を過ぎ、西国分寺駅コンコースで中央線を渡り、JR武蔵野線に沿ってさらに北上する。 ごみ焼却場の手前に市営屋内プールがあり、これに沿いながら行くとエックス山に到着(左写真)。 |
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Dエックス山〜黒鐘公園〜武蔵台公園 |
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エックス山は住宅地に囲まれた雑木林である。くぬぎなど落葉樹が大半で、冬は葉が落ちていて、明るい。また下はふわふわと柔らかい。子供たちの貴重な遊び場である。エックス山の保存会もあるようだ。その看板があった。この雑木林を斜めに横断し、また住宅地に戻りスーパーいなげやの前を通って武蔵野線をくぐり、府中街道まで出る。右折し、府中街道を南下して黒鐘公園に向かう。10分ほど走り、府中街道沿いのレストラン「味の民芸」前の信号付きの交差点を渡ると、武蔵国分寺尼寺跡への道を表す標識がある。ここを進んで武蔵野線をくぐると、すぐに公園がある。ここが武蔵国分寺尼寺跡。わりと新しい。その先に黒鐘公園がある。黒鐘公園の門を入るとすぐに目の前に小さな丘がある。これを上ると上は雑木林で遊歩道があり、ここからが武蔵台公園でアップダウンが続いていく。公園の北は都立府中病院。遊歩道を500mほど走ると公園は終わり、左の方に下って行く。 |
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E武蔵台公園〜多摩蘭坂〜一橋大学 |
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武蔵台公園を過ぎ、プールなどを横目に見ながら道なりに行くと、広い通りにでるが、これはわりと新しく作られた鎌倉街道。右折し、右手に都立神経病院などを見ながら北上していく。歩道が広くて走りやすい。ただしこの通りはまだ途中までしか開通しておらず、先ほどの国分寺〜国立間を結ぶ道路まで行くと一旦終わる。ここを左折して国立に向かう。徐々に下り坂となるが、ここが多摩蘭坂と名づけられている(左写真)。今回の方向は下り坂なのであまりつらくないが、反対方向に国立から国分寺に向かう場合は長い登り坂となり、急坂が長く続くので「たまらん」坂と名付けられたとか。坂を下り終わると一橋大学寮、さらに交差点を渡って道路の突き当りまで行くと、一橋大学に到着する。 |
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F一橋大学〜大学通り |
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一橋大学は国立駅前の大通り「大学通り」を挟み東西二つにキャンパスが分かれている。我々が最初に入ったのは東側のキャンパス。最近校舎が新しく建て変わったが、従来のデザインを継承しているので、落ち着いた感じ。そして門を一旦出て前の横断歩道で大学通りを渡り、対岸のキャンパスに再入場。この大学で有名な兼松講堂の前で一旦記念撮影(左上写真)。そして、キャンパス内の陸上競技場へ。ちょうど大学の陸上競技部が練習中だった。邪魔をしないようにトラックを一周する。トラックは全天候型ではなく、普通の土を使っている。しかし、ハンマー投げのケージもある本格的400m競技場(左下写真)である。 トラックを一周した後西に向かい、寮か官舎のような建物の脇の門から外に出る。目の前は国立学園小学校。この前の道路を大学に沿って南下&左折して行くと大学通りに戻る。 |
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G大学通り〜桜通り〜Goal銭湯「鳩の湯」へ |
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大学通りは車道片側二車線・自転車専用通路・5m程の緑地帯付きでもちろん5m程の歩道も付いている、総幅員40m以上もある国立の象徴的な道路だ(左上写真)。詳しくは、小サイトのその他のコーナー「くにたち紹介」のページhttp://www7a.biglobe.ne.jp/~krlab/kunitachi.htmで紹介している。 この大学通りを右折し600mほど南下すると、大学通り・桜通りの交差点に到着。角の多摩障害者スポーツセンターを曲がって桜通りへ。 桜通りはその名の通り、桜が植えられている。大学通りも桜が植えられており、この二つの通りは桜の季節には大変華やかだ。また、よく見ると桜の木といちょうが交互に植わっているのが分かる。それで、秋には今度は黄金の並木となる。そして歩道にも黄金が敷き詰められる。 途中合流する予定で待ち合わせていた仲間から携帯に電話がかかり、急遽銭湯で待ち合わせることとなった。それで予定を切り上げ、国立中央郵便局先の交差点でUターンして一路銭湯「鳩の湯」へ急ぐ。 鳩の湯は一橋大学東側キャンパスの左側、旭通りをさらに越えた辺り。ちなみに国立には銭湯は二軒しかない模様。銭湯は煙突が見えるので場所はすぐ分かったが、入り口が見つからない。街区をぐるっと回って東側から通路を入ると、奥の方に玄関が見えた(左下写真)。玄関は道路からは直接見えない。入浴料は430円。サウナがあるが、別料金(¥100)。お湯はジャグジーのみ。16時前だが、お客はちらほら。なお、駐車場2台分有りで、一台駐車中。車で来る人もいるのだ。 |
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仕上げ |
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汗を流した後は、駅近くの鰻店「うなちゃん」に直行。17時開店だが、16時半には店に客を入れる。すぐに満席になる。しかし、鰻を焼くのは17時から。予約は可能で電話は042-575-3399。一階カウンターが一杯になると二階座敷席もある。本日も一階、二階とも満席。一通りのコースを食べた後は、線路ガードをくぐり、モツ焼きの「まっちゃん」へ。ここもカウンター席。我々が暖簾をくぐった時にちょうど出て行く客がいて、座ることが出来た。時にもつ煮込みは美味しかった。 と言うわけで、今回は、国分寺・国立の歴史探訪、崖線に沿った自然のアップダウンジョギングを堪能した後、「鳩の湯」のジャグジーで疲れを癒し、最後は「うなちゃん」、「まっちゃん」の国立の二大居酒屋で仕上げた。国分寺・国立を満喫した日だった。写真は「うなちゃん」のオリジナルメニュー「クリカラ」。うなぎ稚魚のしろ焼き。 |