ランニングから見たまち

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街道を走るシリーズ(東海道)

二ノ宮〜箱根湯本間を走る!      (2006.02.11)

小田原宿なりわい交流館の前で

 

 

東街道を紹介します。東海道は東京日本橋が起点ですが、ここから74km手前のJR二ノ宮駅から91km地点の箱根湯本までのルートを紹介します。今回は霞ヶ丘楽走会のメンバーとのマラニック(ゆっくりと景色を楽しみながらのジョギング)です。

 

■ 周回距離

 

17.5km

■ 活動日

 

2006211日(土)

■ 天 候

 

晴天(富士山がくっきりと見えるほど)

■ コースの紹介

 

東海道は53次と言われるように宿場が53あり、起点の日本橋、終点の京の三条大橋とを合わせて55の宿場となります。今回は日本橋から数えて9番目の「大磯」の隣町の二ノ宮から11番目の宿場「箱根」の手前の箱根湯本までを走りました。距離にして約17.5kmです。わざわざ、東京からここまで来て17kmではあまりに短く、せっかく来たのだからということで、往復いたしました。

なお、江戸時代には、将軍や天皇は大磯、小田原には宿泊していますが、箱根にはあまり宿泊せず、次の三島まで行ったようです。

コースの各地点の距離を紹介します。なお、東海道は大半が現在の国道号線ですが、道路の脇に日本橋からの距離が100mピッチで表示されています。これは結構凄いことだと思います。小さい標識ですので、車のためとは思えません。おそらく歩行者のためのものと思います。左下の写真がそうです。歩車道の境界の、ガードレールの足元にありますので、見逃しそうな標識です。

コースの地図を国土交通省が作成しています。東海道ルネッサンスとして、歩いてみることを薦めています。このホームページもあります。ぜひアクセスしてみてください。

 

地点

距離

日本橋から

JR二ノ宮駅スタート

0 km

74km手前

神社入口(右方向に旧道)

0.9 km

 

左手に二ノ宮町立体育館前

1.2 km

75km

川勾神社入口(左方向に旧道)

1.8 km

 

押切橋(中村川)

2.2 km

76 km

JR国府津(こうづ)駅

4.7 km

78.5 km

親木橋

5.4 km

 

酒勾橋

8.3 km

82 km

城東高校前(過ぎて左折し旧道へ)

8.7 km

 

新宿(左折で旧道)

10.2 km

84 km

本町(旧道から国道へ合流)

11.0 km

85 km手前

早川口(鉄道高架をくぐる)

12.0 km

 

板橋見附(左方向に旧道)

12.1 km

86 km

上板橋(旧道から国道へ合流)

12.9 km

 

小田原厚木道路を潜る(左に旧道)

13.5 km

 

同上国道に戻る

15.2 km

89 km

三枚橋(早川)(左折し旧道へ)

16.2 km

 

湯本小学校

16.7 km

 

箱根湯本フィニッシュ

17.5 km

91 km

大き目の1kmごとの標識

100mピッチの高さ20cmほどの標識

■ 各コース区間

 

@二ノ宮〜小田原

JR二ノ宮駅前をスタートし、国道号線に出ると、ほぼこの国道に沿って東海道は続く。二ノ宮駅あたりは、日本橋から74kmの少し手前の地点となる。これらは前述したように標識があり分かる。東海道は国道一号線に沿っているが、ところどころで、旧東海道の別ルートがあり、それ(旧道)をたどるにはところどころで脇道に入ることになる。二ノ宮から1kmほどのところに、湘南ビーチマラソンの会場となっている町立体育館が左手に見える。号線の歩道は広くはないが人通りが少ないので、決して走りにくくはない。この区間は海岸線と平行して走る区間であるが、スタートしてから4kmほどを走ると、最も海に近づき、左手に海が見えるようになる。この日は天気がよく、海が美しかった。

   

              JR二ノ宮駅                 国道号線に沿って走る      4kmあたりで海が見える

                                             (往路の二ノ宮に向かう途中)

 

A小田原〜三枚橋

小田原市街は日本橋から84km地点の新宿というあたりからで、ここから左手に曲がり、旧道に入り、また100mほどで右折し走る。国道号線とは違ったちょっと静かな通りであるが、大きな料亭などもあり、元城下町の華やかさは感じられる。この旧道が国道に自然に合流するあたりが本町と呼ばれる所で、ここに「小田原宿なりわい交流館」がある。時間がないので、見学できなかったが、前で集合写真を撮影。この右隣に「伊勢屋」というだんご屋があり、ここの大福が旨いと言う。往路で大福を食べ、復路で稲荷寿司を食べたランナーもいたくらいだ。ところで、小田原は「ういろう」が有名とのこと。最初は名古屋のういろうのことだと思ったが、そうではなく、漢方薬のことらしい。名古屋のお菓子のういろうは姿形が似ているため、この名を付けたとのことである。国道沿いにういろうを売る大きな店があった。このういろうは一度飲むとやめられないそうだ。86kmで右に旧道に入るところがあるが、ちょっと分かりにくい。87.5kmにも右に旧道に入るところがあるが、これも見逃しそうだ。旧道を行きたい場合は注意しながら、走る必要がある。小田原市街からは海から離れ、早川に沿って山の方へ街道は続いている。二ノ宮から小田原までは旧東海道と国道一号線とはほとんど重なっているが、86kmあたりからは旧道は脇を通ることが多く、国道と重なる部分は少なくなる。そして日本橋から90kmの地点を過ぎて100mほど行ったあたりに、左手の早川に掛かる三枚橋が見える。

 

    小田原宿なりわい交流館

B三枚橋〜箱根湯本

三枚橋を渡らず、国道一号線をこのまま進むと500mほどで箱根湯本駅に到着するが、旧道を行くためにはこの三枚橋を渡る。橋を渡り終えると徐々に登り勾配となり、90.6kmあたりの湯本小学校がピークとなる。さらに狭い旧街道を真っ直ぐ走り、91kmあたりで今回の東海道のゴールとした。

旧道を右手に小道を曲がり坂道を下ると早川に出る。これをまた渡ると駅前の国道一号線に再び出て、荷物を預けた日帰り温泉宿に到着。ここまでで、二ノ宮から17.5kmだった。

  

    往路で箱根早川沿いを走る       スタート前の往復チーム(箱根温泉宿前にて)

 

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