『七つの習慣』

戻る

目次

脱会者が推薦する書籍(2)


4785 件目  小さなお世話。。『七つの習慣』より (1)   motokaiinn_sono2    2000年5月2日 8時35分

スティーブン・R・コヴィー著(1996年12月初版)

この本は機関紙「リバティ」でも良書として紹介されてましたネ。
教祖や編集者は ちゃんと読んだのかしら。。。??
自分たちはそんなことはないと、都合よく解釈しちゃったのかしら。。。ネ

この本を読んで、脱会を決めたひともいるようです。
信者としてのこころと カ活を、冷静によ〜く振り返って見直すには『良い本』
だと思います。(ひとのことではなく、自分のこととして考えよう!!)

大きなお世話・・じゃなく「小さなお世話」でしょうが
ご参考まで、抜粋いたします。

 

4786 件目  小さなお世話。。『七つの習慣』より (2)   motokaiinn_sono2    2000年5月2日 8時37分

どういう宗教組織であれ、寺院、神社、教会などに行くことと個人的な霊性を
保つことは違う。
多くの人はあまりにも そうした場所での参拝や行事に夢中になりすぎて、
周りの人の切羽詰まったニーズや問題が見えなくなり、その組織の唱えている
教義と矛盾した生活を送ることがある。

片や、そうした場所にはそんなに頻繁には行かないが、高尚な倫理観に
かなった生活を送っている人もいる。

私が子供の頃からずっと教会に通って分かったことは、集会に参加することと
その集会で教わる原則(真理)に沿って生活することとは必ずしも同じでは
ない、ということである。
教会の活動に熱心な会員でありながらも、その教会の教義を積極的に実行して
いない人間もいる。

 

4787 件目  小さなお世話。。『七つの習慣』より (3)   motokaiinn_sono2    2000年5月2日 8時39分

宗教組織の中心では、イメージや見かけが重要視されがちで、個人の安定性が
なくなってしまう偽善的な生活になりがちである。
方向性は 周りの人の価値観に左右されることになり、宗教組織を中心におく
人はほかの人を見て「活発」と「不活発」、「自由主義」と「保守主義」など
といったレッテルを貼ることが多い。

宗教組織そのものは、方針、プログラム、活動、人などによって構成された
ものであるから、それだけで人に 深い継続的な安定性あるいは内的な価値を
授けることはできない。
その宗教の教える原則(真理)に沿って生活することにはそうした結果をもた
らす力があっても、組織だけでは駄目なのだ。

 

4788 件目  小さなお世話。。『七つの習慣』より (4)   motokaiinn_sono2    2000年5月2日 8時40分

宗教組織そのものは、人に安定した方向性を与えることはできない。
宗教組織を中心にする人は、生活を区画しがちで、寺院、神社、教会に行く日
にはある行動・態度を示し、残りの一週間は違う行動をとる。

この一体化、誠実、廉潔の欠如はさらに安定性を危機にさらし、人にレッテル
を貼ったり自分の偽善的な行動を正当化しようとする欲求を強めることになる。

宗教組織を手段としてではなく目的としてみることは、私たちの智恵を奪い、
生活のバランスを崩す結果を招く。

寺院、神社、教会などは力の源について教えることはあっても、その力の源に
なることはない。
神と人間を合わせるひとつの手段だという位置づけがより適切だろう。

           (P。158〜159)  

 

4789 件目  小さなお世話。。『七つの習慣』より (5)   motokaiinn_sono2    2000年5月2日 14時21分

自分自身の生活の中心を識別することは難しいことである。

自分の中心を見分ける最も良い方法は、自分の安定性、方向性、智恵、力を
見つめることである。

もし【宗教組織】が中心だったら・・・

・安定性。。。寺院、神社、教会などに ィける自分の活動の熱心さや、その組織の権力者
       の意見に左右される。
       ほかの信者との比較において自分のアイデンティティーや安定性を見つけ
       ようとする。

・方向性。。。宗教の教義や期待に照らして、周りの人はあなたの行動をどう見るかに
       よって方向づけられる。


・智 恵。。。世界を「信者」と「異教徒」、「会員」と「非会員」で見る。

・力  。。。宗教上の立場や地位から力を求める。 

                         (P。166)

 

4790 件目  小さなお世話。。『七つの習慣』より (6)   motokaiinn_sono2    2000年5月2日 14時33分

【宗教組織】に中心を置いていると・・・以下の分 ・ノ対して起こりがちな見方・捉え方


・夫・妻。。。宗教組織の奉仕を共に行う仲間、あるいは人生の試練

・家 族。。。教義を例示してくれる模範、あるいは人生の試練

・お 金。。。宗教組織の活動や家族を支える手段
       宗教組織の奉仕や教義より優先させれば罪悪になるもの

・仕 事。。。俗世界の務め  (幸福の科学では『余義』と言ってます)

・所有物。。。大した価値のない俗世的なもの
       重要なものは世間での評判やイメージ

・娯 楽。。。他のメンバーと集う「罪のない」娯楽
       それ以外は、無駄で、否定すべきもの

・友 人。。。同じ宗教組織のメンバー

・敵  。。。異教徒、宗教組織の教義に賛同しない人、あるいは教義に反する生活を
       送る人
 

 

4791 件目  小さなお世話。。『七つの習慣』より (7)   motokaiinn_sono2    2000年5月2日 14時34分

・宗教組織。。最優先課題であり、自分の方向性の源となるもの

・自 己。。。自分の価値は宗教組織の活動への積極さ、寄付金額、教義に合った行動
       のあり方などで定義される

・原 則。。。宗教組織の説く教義
       宗教組織に比べれば二次的なもの


** さて、あなたはどうでしょう?
  思い当たるところはありませんか?
  たくさんあったら、自分自身の「効果性」(存在の自信と影響力)が制限されている
  かもしれないって・・ことです。

 

4792 件目  小さなお世話。。『七つの習慣』より (8)   motokaiinn_sono2    2000年5月2日 14時39分

【原則中心】の生活

正しい原則を自分の生活の中心におけば、安定性、方向性、知恵、力を開発していくための
しっかりした土台を得ることになる。
ころころと変わる人や物に頼るようなほかの中心とは違い、安定性は原則の普遍性に基く
ものになる。

原則は 深い基礎的な真理であり、全人類共通のものである。
人生の生地そのものに一貫して、深く、美しく、力強く織り込まれているのである。

原則を無視しようとする人に囲まれ、困難な状況の中にあっても、原則はそうした
人や状況よりも大きいものだという確信を持つことができる。
何千年という歴史を通して、再三 原則の勝利が確認されている。

そしてもっと大切なことは、そうした原則は私たちの生活と経験においても実証する
ことができるということである。

                 (P。168〜169)


** 本物の原則(普遍の真理)は、精神的恐喝や脅し文句、あるいはパラノイア的な
  次元構造、天国ファンタジー、インチキ霊言。。をわざわざ挿入する必要なんて
  なかったようで。。。合掌!

 

4793 件目  小さなお世話。。『七つの習慣』より (9)   motokaiinn_sono2    2000年5月2日 15時4分

原則を生活の中心に位置付けることによって生まれる知恵と方向性は、物事の現在の
あるがまま、過去のあったがまま、将来にあるがままの現実についての 正確な地図
を持つことによってしか 得られないものである。

原則中心の生活から生まれる個人的な力は、自覚と知識を持ち、他人の行動・態度や
環境・状況の影響に制限されない 主体的な人間の力である。

唯一の ァ限は、原則そのものがもたらす自然の結果である。
原則は必ず作用し、その自然な結果をもたらすものである。

原則と調和された生活をすれば良い結果が得られる。
原則を無視すれば、望ましくない結果を被ることになる。
しかし、原則はすべての人に平等に当てはまるものであるから、この制限は普遍的なものといえる。

正しい原則に関する知識が増えるにつれて、知恵のある行動をとる自由が拡大する。

                            (P。170)

** これこそ、お釈迦さまが説かれた『縁起の法』に相当することですネ

 

4794 件目  小さなお世話。。『七つの習慣』より (10)   motokaiinn_sono2    2000年5月2日 15時24分

時代を越えた普遍的な原則を、生活の中心におくことにより、効果的 ノ人生を
営むために正確な基礎的パラダイム、ゆがんでいないレンズを持つことができる。

原則を中心に持つことで、初めてほかのあらゆる物事をバランスよく見ることが
できるようになるのである。

パラダイムが自分のすべての行動や態度の根源であることを思い出してほしい。
パラダイムは眼鏡のようなものであり、自分の世界観をつくり出すものである。

正しい原則というレンズを通して物事を見れば、ほかの中心で見るのとは全く
違った世界が 見えてくるだろう。

                            (P。174)

** 今からでも遅くはありません。
  ゆがんだレンズをちょっとはずして横に置いてみませんか?
  誰のためでもなくって、自分自身のために。。ネ。
  
  この本は、わたしにとってもコントロールから抜け出すための最良の一冊に
  なりました。
  
  「正しい原則」について詳しく知りたい方はぜひ本書をご一読くださいまし。 

戻る

目次

脱会者が推薦する書籍(2)