本文へ

三十糎艦船連合呉支部

三十糎艦船連合呉支部

駆逐艦呉竹慰霊碑

1987年（昭和62年）9月22日建立。　合祀者140柱。（1）

駆逐艦呉竹慰霊碑

碑文

駆逐艦呉竹慰霊碑

駆逐艦呉竹について

呉竹は若竹型駆逐艦の2番艦である。

日露戦後の海軍国防方針は、アメリカを主敵とし、来攻するアメリカ艦隊を日本近海での迎撃決戦で撃破するというものであった。　このため航洋型駆逐艦として、1911年（明治44年）に排水量1,000トンを超える一等駆逐艦海風型が建造された。　しかしながら、予算上の制約で大型駆逐艦を多数建造できないため、同時に中型（二等）駆逐艦として桜型が建造され、引き続いて樺型、桃型、楢型が建造された。

1917年（大正6年）度予算（八四艦隊計画）および1918年（大正7年）度追加予算（八六艦隊計画）で建造された樅型は、同時期に建造された峯風型一等駆逐艦の小型版であった。　本型の艦型は、それまでの短い船首楼の後端に艦橋を設けた形式とは異なり、艦橋直前に1段下がったウエルデッキを設け、ここで波浪を受け止めて艦橋への直撃を防ごうとしたものであった。　また、二等駆逐艦として初めてオールギアードタービンを搭載し、缶も重油専焼缶とされた。　　主砲は12cm砲単装3門とし、波浪の影響を避けるため上甲板より一段高い位置に装備した。　魚雷発射管は連装2基を前部のウエルデッキに1基、後部に1基を装備した。

若竹型は樅型の改正型で、高速旋回時の船体傾斜を抑えるため、艦幅0.15m、喫水を0.1m増大している。　全部で23隻の建造が予定されていたが、ワシントン海軍軍縮条約の結果、8隻で打ち切られた。　以後の整備は大型駆逐艦に絞られたため、本型が最後の二等駆逐艦となった。　1922年（大正11年）12月21日に竣工した呉竹は、長く第一水雷戦隊にあって第一艦隊の直衛を務めた後、中国方面の警備任務に従事した。　太平洋戦争（大東亜戦争）では、主として台湾方面での船団護衛任務に従事した。（2）

艦名

艦名は植物名。　淡竹（はちく）の異称。　呉から渡来した竹の意。（3）　雪うつむ園の呉竹をれ伏してねくらもとむる村すすめかな（西行）。

要目（4）（5）

新造時
艦種二等駆逐艦
建造所川崎造船所
基準排水量 ※1820トン
常備排水量 ※1900トン
垂線間長83.82m
水線長85.34m
全長88.4m
水線最大幅8.08m
喫水2.51m
主缶ロ号艦本式水管缶(重油専焼)3基
主機艦本式オール・ギヤード・タービン2基
推進器軸2軸
出力21,500馬力
速力35ノット
燃料重油：245トン
航続力14ノットで3,000浬
兵装45口径三年式12cm単装砲3基
6.5mm単装機銃2基
53cm十年式連装発射管2基
六年式魚雷8本
乗員110名
その他

※1：英トン（1.016メートルトン）

艦歴（6）

年月日履歴
1922年（大正11年）3月15日川崎造船所において起工。
1922年（大正11年）10月21日進水。
1922年（大正11年）12月21日竣工。　第4駆逐艦と命名。　呉鎮守府籍に編入。　
1923年（大正12年）4月1日第十三駆逐隊に編入。
1923年（大正12年）9月3日関東大震災救援のため東京湾着。　30日まで救援活動にあたる。
1923年（大正12年）12月1日第十三駆逐隊（以下「隊」）は第一水雷戦隊に編入。
1924年（大正13年）3月8日隊は佐世保発。　中国沿岸で演習航海。
1924年（大正13年）3月20日隊は馬公着。　補給、待機。
1924年（大正13年）4月24日第4号駆逐艦と改名。
1924年（大正13年）9月16日隊から除かれ、呉鎮守府所属となる。
1925年（大正14年）5月1日隊に編入。
1925年（大正14年）12月1日隊は第一水雷戦隊から除かれ、呉鎮守府所属となる。
1926年（大正15年）3月24日隊は佐世保発。　上海に向かう。
1926年（大正15年）3月25日隊は上海着。　補給、待機。
1926年（大正15年）4月26日隊は呉着。　　補給、待機。
1927年（昭和2年）12月1日隊は第一水雷戦隊に編入。
1928年（昭和3年）3月29日隊は有明湾発。　舟山島を経て南支に向かう。　演習航海。
1928年（昭和3年）4月2日隊は基隆着。
1928年（昭和3年）4月7日隊は基隆発。　香港に向かう。　演習航海。
1928年（昭和3年）4月15日隊は馬公着。
1928年（昭和3年）8月1日呉竹と改名。
1929年（昭和4年）3月29日隊は佐伯発。　青島を経て大連に向かう。　演習航海。
1929年（昭和4年）4月7日隊は大連着。
1929年（昭和4年）4月13日隊は大連発。　秦皇島を経て佐世保に向かう。
1929年（昭和4年）4月22日隊は佐世保着
1930年（昭和5年）3月28日隊は佐世保発。　上海を経て南支に向かう。　演習航海。
1930年（昭和5年）4月18日隊は馬公着。
1930年（昭和5年）12月1日隊は第一水雷戦隊から除かれ、呉鎮守府所属となる。
1931年（昭和6年）11月10日隊は呉発。　北支警備のため旅順に向かう。
1931年（昭和6年）11月13日隊は旅順着。　補給、待機。　隊は第二遣外艦隊に編入。
1931年（昭和6年）11月15日旅順発。　青島に向かう。　沿岸警備。
1931年（昭和6年）12月16日旅順着。
1931年（昭和6年）12月20日旅順発。　塘沽に向かう。　沿岸警備。
1931年（昭和6年）12月27日旅順着。
1931年（昭和6年）12月29日旅順発。　塘沽に向かう。　沿岸警備。
1932年（昭和7年）1月10日旅順着。
1932年（昭和7年）1月13日旅順発。　塘沽に向かう。　沿岸警備。
1932年（昭和7年）1月25日旅順着。
1932年（昭和7年）2月4日旅順発。　塘沽に向かう。　沿岸警備。
1932年（昭和7年）2月16日旅順着。
1932年（昭和7年）2月20日隊は旅順発。　陸軍船団護衛。
1932年（昭和7年）2月23日旅順着。
1932年（昭和7年）2月24日旅順発。　塘沽に向かう。　沿岸警備。
1932年（昭和7年）3月5日旅順着。
1932年（昭和7年）3月13日隊は第二遣外艦隊から除かれ、第三艦隊に編入。　隊は旅順発。　上海に向かう。　沿岸警備。
1932年（昭和7年）3月16日隊は旅順着。
1932年（昭和7年）5月11日隊は第三艦隊から除かれ、呉鎮守府所属となる。　隊は上海発。　呉に向かう。
1932年（昭和7年）5月13日隊は呉着。　整備、休養。
1932年（昭和7年）12月1日隊は馬公要港部所属に編入。　隊は呉発。　馬公に向かう。
1932年（昭和7年）12月5日隊は基隆付近で行方不明となった早蕨の捜索にあたる。
1932年（昭和7年）12月7日隊は基隆着。　補給の後、馬公に向かう。
1932年（昭和7年）12月8日馬公着。　補給、待機。
1933年（昭和8年）1月21日馬公発。　履門に向かう。　警備任務。
1933年（昭和8年）1月27日馬公に帰着。
1933年（昭和8年）2月21日馬公発。　履門に向かう。　警備任務。
1933年（昭和8年）3月16日馬公に帰着。
1933年（昭和8年）4月8日馬公発。　履門に向かう。　警備任務。
1933年（昭和8年）5月4日馬公に帰着。
1933年（昭和8年）5月4日馬公発。　履門に向かう。　警備任務。
1933年（昭和8年）5月19日馬公に帰着。
1933年（昭和8年）7月4日馬公発。　福州に向かう。　警備任務。
1933年（昭和8年）7月15日馬公に帰着。
1933年（昭和8年）8月16日馬公発。　広東に向かう。　警備任務。
1933年（昭和8年）8月24日高雄に帰着。
1933年（昭和8年）8月28日馬公発。　福州に向かう。　警備任務。
1933年（昭和8年）9月16日馬公に帰着。
1933年（昭和8年）10月12日馬公発。　福州に向かう。　警備任務。
1933年（昭和8年）10月28日馬公に帰着。
1933年（昭和8年）11月14日隊は馬公発。　履門に向かう。　警備任務。
1933年（昭和8年）11月15日隊は馬公要港部から除かれ、呉鎮守府所属となる。
1933年（昭和8年）11月18日隊は馬公に帰着。
1933年（昭和8年）11月23日隊は馬公発。　呉に向かう。
1933年（昭和8年）11月27日隊は呉着。　整備休養。
1933年（昭和8年）12月11日隊は呉警備戦隊に編入。
1934年（昭和9年）11月15日隊は呉警備戦隊から除かれ、呉鎮守府所属となる。
1935年（昭和10年）11月12日隊は舞鶴発。　青島を経て南支方面に向かう。　演習航海。
1935年（昭和10年）11月15日隊は第五水雷戦隊に編入。
1935年（昭和10年）12月2日隊は馬公着。　補給、待機。
1935年（昭和10年）12月6日馬公発。　青島を経て旅順に向かう。　警備任務。
1935年（昭和10年）12月16日旅順着。
1935年（昭和10年）12月24日隊は旅順発。　青島を経て南支方面に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）1月8日隊は馬公着。　補給、待機。
1936年（昭和11年）1月19日高雄発。　汕頭に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）2月2日馬公に帰着。
1936年（昭和11年）2月27日馬公発。　福州に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）3月17日馬公に帰着。
1936年（昭和11年）4月16日馬公発。　履門に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）5月4日馬公に帰着。
1936年（昭和11年）5月11日基隆発。　汕頭に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）6月7日馬公に帰着。
1936年（昭和11年）6月11日馬公発。　履門に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）6月23日馬公に帰着。
1936年（昭和11年）6月30日基隆発。　汕頭に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）7月4日馬公に帰着。　補給の後、青島に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）8月31日旅順着。　補給、待機。
1936年（昭和11年）9月2日旅順発。　上海に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）9月27日馬公に帰着。
1936年（昭和11年）10月3日馬公発。　汕頭に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）10月11日馬公に帰着。
1936年（昭和11年）10月20日馬公発。　福州に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）11月17日馬公に帰着。
1936年（昭和11年）11月24日馬公発。　汕頭に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）12月5日馬公に帰着。
1936年（昭和11年）12月8日高雄発。　履門に向かう。　警備任務。
1936年（昭和11年）12月25日馬公に帰着。
1936年（昭和11年）12月28日馬公発。　履門に向かう。　警備任務。
1937年（昭和12年）1月4日馬公に帰着。
1937年（昭和12年）1月5日馬公発。　履門に向かう。　警備任務。
1937年（昭和12年）1月7日馬公に帰着。
1937年（昭和12年）1月9日馬公発。　履門・福州に向かう。　警備任務。
1937年（昭和12年）1月25日馬公に帰着。
1937年（昭和12年）2月6日高雄発。　履門に向かう。　警備任務。
1937年（昭和12年）2月8日馬公に帰着。
1937年（昭和12年）3月12日馬公発。　汕頭・香港に向かう。　警備任務。
1937年（昭和12年）3月23日枋寮に帰着。
1937年（昭和12年）4月1日枋寮発。　汕頭・履門に向かう。　警備任務。
1937年（昭和12年）4月19日馬公に帰着。
1937年（昭和12年）4月30日基隆発。　汕頭・東沙島に向かう。　警備任務。
1937年（昭和12年）5月15日馬公に帰着。
1937年（昭和12年）5月18日馬公発。　履門・汕頭・広東に向かう。　警備任務。
1937年（昭和12年）6月27日馬公に帰着。　補給、待機。
1937年（昭和12年）7月7日支那事変勃発により、警戒任務にあたる。
1937年（昭和12年）7月9日馬公発。　汕頭に向かう。　沿岸警戒。
1937年（昭和12年）8月3日馬公に帰着。　補給、待機。
1937年（昭和12年）8月5日馬公発。　南支沿岸の封鎖監視に向う。　担任沿岸警戒。
1937年（昭和12年）8月12日疾風と汕頭において、居留民の引揚げを援護。
1937年（昭和12年）8月13日汕頭発。　馬公に向う。
1937年（昭和12年）8月19日福州発。　盛京丸を護衛して馬公に向う。
1937年（昭和12年）8月21日馬公着。
1937年（昭和12年）8月23日馬公発。　南支沿岸の封鎖監視に向かう。
1937年（昭和12年）9月1日馬公着。　補給の後、同日発。　南支沿岸の封鎖監視に向かう。
1937年（昭和12年）9月17日馬公着。　補給、待機。
1937年（昭和12年）9月18日馬公発。　南支沿岸の封鎖監視に向かう。
1937年（昭和12年）10月9日馬公着。
1937年（昭和12年）10月12日高雄発。　南支沿岸の封鎖監視に向かう。
1937年（昭和12年）10月20日第五水雷戦隊は第四艦隊に編入。
1937年（昭和12年）11月23日高雄着。　補給、待機。
1937年（昭和12年）11月25日高雄発。　南支沿岸の封鎖監視に向かう。
1937年（昭和12年）12月1日隊は第五水雷戦隊から除かれ、呉鎮守府所属となる。
1937年（昭和12年）12月8日馬公着。　補給、待機。
1937年（昭和12年）12月呉着。　整備休養。
1938年（昭和13年）4月15日第十三駆逐隊は解隊。　呉鎮守府所属となり、第四予備駆逐艦となる。
1939年（昭和14年）11月15日特別保存法の実施艦となる。
1940年（昭和15年）10月15日再編された第十三駆逐隊に編入。　特別役務駆逐艦となる。
1940年（昭和15年）11月15日警備駆逐艦となる。
1941年（昭和16年）1月15日警備駆逐艦に練習駆逐艦の役務を兼ねると定められる。
1941年（昭和16年）12月14日第十三駆逐隊（以下「隊」）は豊後水道方面および伊予灘の対潜掃蕩にあたる。
1942年（昭和17年）4月1日佐世保発。　九州方面の対潜掃蕩にあたる。
1942年（昭和17年）4月3日高雄発。　佐世保に向う。
1942年（昭和17年）4月4日佐世保着。　補給、待機。
1942年（昭和17年）4月6日佐世保発。　隼鷹を護衛して呉に向かう。
1942年（昭和17年）4月7日呉着。　補給、待機。
1942年（昭和17年）4月10日隊は第一海上護衛隊に編入。
1942年（昭和17年）4月19日呉発。　同日、門司・六連泊地着。　待機。
1942年（昭和17年）5月3日六連発。　船団を護衛して馬公に向う。
1942年（昭和17年）5月6日南支那海で対潜戦闘。
1942年（昭和17年）5月8日馬公着。　補給、待機。
1942年（昭和17年）5月12日馬公発。　船団を護衛して内地に向う。
1942年（昭和17年）5月18日徳山着。　補給。
1942年（昭和17年）5月20日徳山発。　同日、六連泊地着。　待機。
1942年（昭和17年）5月24日六連発。　船団を護衛して馬公に向う。
1942年（昭和17年）5月30日沖縄南方で護衛中の熱田丸を撃沈され､救難と対潜戦闘。
1942年（昭和17年）5月31日基隆着。　補給、待機。
1942年（昭和17年）6月1日基隆発。　高雄に向う。
1942年（昭和17年）6月2日高雄着。　待機の後、呉に向かう。
1942年（昭和17年）6月10日呉着。　補給、待機。
1942年（昭和17年）6月12日呉発。　同日、門司着。　待機。
1942年（昭和17年）6月24日六連発。　船団を護衛して馬公に向う。
1942年（昭和17年）6月29日馬公着。
1942年（昭和17年）7月7日馬公発。　船団を護衛して内地に向う。
1942年（昭和17年）7月19日徳山着。　補給。
1942年（昭和17年）7月16日徳山発。　同日、六連泊地着。　待機。
1942年（昭和17年）7月21日六連発。　船団を護衛して馬公に向う。
1942年（昭和17年）7月26日馬公着。
1942年（昭和17年）7月29日馬公発。　船団を護衛して門司に向う。
1942年（昭和17年）8月3日徳山着。　補給。
1942年（昭和17年）8月5日徳山発。　同日、六連泊地着。　待機。
1942年（昭和17年）8月9日門司発。　船団を護衛して馬公に向う。
1942年（昭和17年）8月13日馬公着。
1942年（昭和17年）8月16日馬公発。　船団を護衛して門司に向う。
1942年（昭和17年）8月21日佐世保着。　待機。
1942年（昭和17年）8月24日佐世保発。　徳山に向う。
1942年（昭和17年）8月25日徳山着。　補給。
1942年（昭和17年）8月27日徳山発。　同日、門司着。　待機。
1942年（昭和17年）8月29日門司発。　船団を護衛して馬公に向う。
1942年（昭和17年）9月3日馬公着。
1942年（昭和17年）9月5日馬公発。　船団を護衛して門司に向う。
1942年（昭和17年）9月9日門司着。　補給。
1942年（昭和17年）9月11日門司発。　船団を護衛して馬公に向う。　以後、護衛任務に従事。
1942年（昭和17年）11月16日馬公着。　補給、待機。
1942年（昭和17年）11月17日馬公発。　護衛任務に従事。
1942年（昭和17年）11月18日馬公着。　補給、待機。
1942年（昭和17年）11月23日馬公発。　護衛任務に従事。
1942年（昭和17年）12月7日馬公着。　補給、待機。
1942年（昭和17年）12月8日馬公発。　船団を護衛して門司に向う。
1942年（昭和17年）12月10日第十三駆逐隊は解隊。　第一海上護衛隊に編入。　第一海上護衛隊司令官の直卒下となる。
1942年（昭和17年）12月13日呉着。　補給休養。
1943年（昭和18年）1月18日呉発。　同日、門司着。　待機。
1943年（昭和18年）1月18日門司発。　船団を護衛して高雄に向う。
1943年（昭和18年）1月24日高雄着。
1943年（昭和18年）1月31日高雄発。　護衛任務に従事。
1943年（昭和18年）2月4日馬公着。　補給、待機。
1943年（昭和18年）2月12日高雄発。　呉淞に向かう。
1943年（昭和18年）2月14日呉淞着。　補給、待機。
1943年（昭和18年）2月23日呉淞発。　船団を護衛して高雄に向う。
1943年（昭和18年）2月27日高雄着。　補給、待機。
1943年（昭和18年）3月1日高雄発。　護衛任務に従事。
1943年（昭和18年）3月20日高雄着。　待機。
1943年（昭和18年）3月28日高雄発。　護衛任務に従事。
1943年（昭和18年）4月23日高雄着。　補給、待機。
1943年（昭和18年）4月25日高雄発。　護衛任務に従事。
1943年（昭和18年）5月11日パラオ発。　2501船団とバリクパパンに向う。
1943年（昭和18年）6月4日高雄着。　補給、待機。
1943年（昭和18年）6月11日高雄発。　船団を護衛して門司に向う。
1943年（昭和18年）6月17日門司着。
1943年（昭和18年）6月20日門司発。　船団を護衛して高雄に向う。
1943年（昭和18年）6月25日高雄着。
1943年（昭和18年）7月2日高雄発。　船団を護衛して門司に向う。
1943年（昭和18年）7月7日門司着。
1943年（昭和18年）7月13日門司発。　船団を護衛して馬公に向う。
1943年（昭和18年）7月19日馬公着。　同日、馬公発。　呉に向かう。
1943年（昭和18年）7月27日呉着。　整備休養。
1943年（昭和18年）8月18日門司発。　船団を護衛して馬公に向う。
1943年（昭和18年）8月23日馬公着。
1943年（昭和18年）8月26日馬公発。　船団を護衛して門司に向う。
1943年（昭和18年）8月31日門司着。
1943年（昭和18年）9月3日門司発。　船団を護衛して馬公に向う。
1943年（昭和18年）9月8日馬公着。
1943年（昭和18年）9月11日馬公発。　船団を護衛して門司に向う。
1943年（昭和18年）9月17日門司着。
1943年（昭和18年）9月20日門司発。　船団を護衛して高雄に向う。
1943年（昭和18年）9月26日高雄着。
1943年（昭和18年）10月1日高雄発。　護衛任務に従事。
1943年（昭和18年）10月10日門司着。　補給、待機。
1943年（昭和18年）10月15日門司発。　船団を護衛して高雄に向う。
1943年（昭和18年）10月21日高雄着。
1943年（昭和18年）10月24日高雄発。　護衛任務に従事。
1943年（昭和18年）10月30日高雄着。　補給、待機。
1943年（昭和18年）11月1日高雄発。　船団を護衛して門司に向う。
1943年（昭和18年）11月7日門司着。
1943年（昭和18年）11月11日門司発。　船団を護衛して馬公に向う。
1943年（昭和18年）11月13日済州島西方で護衛中の「那智山丸」を撃沈され､救難と対潜戦闘。
1943年（昭和18年）11月17日馬公着。
1943年（昭和18年）11月19日馬公発。　高雄に向う。
1943年（昭和18年）11月20日高雄着。　補給、待機。
1943年（昭和18年）11月24日高雄発。　船団を護衛して門司に向う。
1943年（昭和18年）11月28日門司着。
1943年（昭和18年）12月10日門司発。　船団を護衛して高雄に向う。
1943年（昭和18年）12月18日高雄着。
1943年（昭和18年）12月20日高雄発。　船団を護衛して門司に向う。
1943年（昭和18年）12月26日門司着。
1943年（昭和18年）12月27日佐世保着。　整備休養。
1944年（昭和19年）1月4日佐世保発。　船団を護衛して高雄に向う。
1944年（昭和19年）1月9日高雄着。
1944年（昭和19年）1月11日高雄発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）1月14日高雄着。　補給、待機。
1944年（昭和19年）1月16日高雄発。　船団を護衛して門司に向う。
1944年（昭和19年）1月23日門司着。
1944年（昭和19年）1月26日門司発。　船団を護衛して高雄に向う。
1944年（昭和19年）2月1日高雄着。
1944年（昭和19年）2月5日高雄発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）2月8日高雄着。　補給、待機。
1944年（昭和19年）2月10日高雄発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）2月16日マニラ発。　マミ02船団を護衛してミリに向う。
1944年（昭和19年）2月21日ミリ着。
1944年（昭和19年）3月18日高雄着。　補給、待機。
1944年（昭和19年）3月21日高雄発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）4月25日呉着。　補給休養。
1944年（昭和19年）5月5日呉発。　同日、門司着。　待機。
1944年（昭和19年）5月20日門司発。　船団を護衛して高雄に向う。
1944年（昭和19年）5月26日高雄着。
1944年（昭和19年）5月28日高雄発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）6月6日高雄着。　補給、待機。
1944年（昭和19年）6月18日高雄発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）7月21日高雄着。　補給、待機。
1944年（昭和19年）8月4日高雄発。　船団を護衛して門司に向う。
1944年（昭和19年）8月10日佐世保着。　整備休養。
1944年（昭和19年）8月27日佐世保発。　船団を護衛して馬公に向う。
1944年（昭和19年）9月1日馬公着。
1944年（昭和19年）9月4日馬公発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）10月28日馬公着。　補給、待機。
1944年（昭和19年）11月1日馬公発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）11月18日馬公着。　補給、待機。
1944年（昭和19年）11月23日馬公発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）11月30日高雄着。　補給、待機。
1944年（昭和19年）12月3日高雄発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）12月10日第一海上護衛隊は解隊。　第一護衛艦隊に編入。　
1944年（昭和19年）12月18日高雄着。　補給、待機。
1944年（昭和19年）12月下旬高雄発。　護衛任務に従事。
1944年（昭和19年）12月30日バシー海峡で船団護衛中、アメリカ潜水艦「レザーバック (Razorback）」の雷撃を受け沈没。
1945年（昭和20年）2月10日除籍。

参考資料

  1. ∧梶本光義（編集責任者）．呉海軍墓地誌海ゆかば：合祀碑と英霊．呉海軍墓地顕彰保存会，2005，p26
  2. ∧日本駆逐艦史．東京，海人社，1992，p38,42,50,52,56，世界の艦船．No453 1991/7増刊号 増刊第34集
  3. ∧広辞苑　第四版　電子ブック版
  4. ∧福井静夫．（写真）日本海軍全艦艇史資料篇．東京，ベストセラーズ，1994，p51
  5. ∧日本駆逐艦史．東京，海人社，1992，p108，世界の艦船．No453 1991/7増刊号 増刊第34集
  6. ∧渡辺博史．護衛部隊の艦艇（一）．自家本，2012．P30-37