本文へ

三十糎艦船連合呉支部

三十糎艦船連合呉支部

第二設営班の編成

設営隊名第二設営班
所属第三艦隊
派遣元呉鎮守府建築部
隊長技師:矢部 雅士
技術科技師:宮地 米三、技手:亀本 吾郎、技手:清水 朝行、技手:鈴木 豊蔵、技手:斎藤 勝雄、技手:大原 春松、技手:川口 武
軍医科軍医大尉:平 敏郎
主計科主計中尉:中曽根 康弘
兵科宮西兵曹長

主計科の中曽根康弘主計中尉は、後の内閣総理大臣中曽根康弘氏である。

第二設営班の戦歴

進出地:パラオ

年月日戦歴
1941年(昭和16年)11月20日編成。 第三艦隊所属
1941年(昭和16年)11月29日呉発。
1941年(昭和16年)12月20日ミンダナオ島(ダバオ)上陸。
1942年(昭和17年)1月24日ボルネオ島(バリックパパン)上陸。
1942年(昭和17年)1月24日サンガサンガに一部派遣。
1942年(昭和17年)2月2日パンジエルマシンに一部派遣。 飛行場並びに居住施設の設営に従事。
1942年(昭和17年)3月10日第二、第三、第五設営班を改編、第百二建築部設置。
1943年(昭和18年)8月18日第百二海軍建築部は第百二海軍施設部に改名。
1947年(昭和22年)5月3日第百二海軍施設部解散[註]

注記

  1. 参考文献では、解隊年月日不詳のものは1947年(昭和22年)5月3日(艦隊部隊令廃止の日)としている。

参考資料

  • 『海軍施設系技術官』刊行委員会編.海軍施設系技術官の記録.『海軍施設系技術官』刊行委員会,1972,p693,747
  • 佐用泰司.海軍設営隊の太平洋戦争.東京,光人社,1996,p261.(ISBN4-7698-0758-9)